仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

体で殺すよりも心で殺すほうが恐ろしい

仏教では「殺るよりも劣らぬものは思う罪」と歌われるように、手にかけて殺すのも殺生罪ですが、心で思ったらもう殺生罪です。 この心の罪というのは信仰が進んで罪悪感が深まらないと、わかりません。ですが真実はそうです。 わかりやすく数字でいえば、口…

全人類は悪人と聞いて人間不信に陥る?

仏教を聞いたある人が、ブッダの説かれるすべての人の悪を造っている姿を聞いて「わたしは人間不信に陥りました」という人がいました。 「だからみんなと一緒に団結してやっていくことはできません」と言います。 その理由は、心口各異だから。思っているこ…

越えなばと思いし峰。箱の連続

昔からこんな歌があります。 「越えなばと思いし峰に来てみれば 尚行く先は山路なりけり」 あの山を登ろうと目標に向かって苦労して頑張ります。 頂上にたどりつくと、やったあと喜んだのも束の間、今まで見えなかった新しい山が見えてきます。 人生は、そん…

限られた命

実は最初から、生きている間に使える時間って限られているんです。それが時々刻々と減っている、減りつづけています。 最初に80年の命をもらったとすれば、80年の時間をつかって何をするかということです。 そしてそれは長くはありません。 ジャネーの法…

大学は通過点

あるテレビ局で、大学生へのインタビュー企画大学とは、あなたにとって何?答えで一番多かったのは、「通過点」です。 受験生は、大学入学が生きる目的のように思っていますが、確かに大学は「ゴール」ではありません。 確かにモラトリアムになったとしても…

なぜ今哲学か?

ブログのテーマは、仏教研究、その裏テーマは「生きる意味」こう聞くと哲学的なアカデミックな香りがするでしょ。そこで、はじめになぜ今、哲学なのか?ということからです。 「経営者は哲学を持て」というアスペンセミナーがあります。 読者の中には、将来…

人生の目的完成したらつまらない?

なぜ人生の目的を完成したらつまらないかと思うかというと、人生の目的を病気治し、金儲けと同じようにしか考えられてないからです。 幸せ完成したらつまらないと思うひとがあると思うんだけどね、そんなことないですよ。夏休みってあるでしょ、思い出して欲…

やっぱり宗教ですか?

この前しばらく話をしていたら、「やっぱり宗教ですか」と聞かれました。これはしっかり答える必要があります。 このような質問は、まず否定です。「全然違う」「全く違う」なぜかというと、 ブッダは、九十五種世を汚すといわれています。つまりこれってオ…

私たちが何かを求める理由

私達がものを手に入れるのはなぜでしょうか。 もの、人、金をえて心を明るくしたい、ものを得ても心が明るくならないなら必要ないし、そもそも魅力ない。 服で心明るくなる人は服が価値があります。それ以外の人にはあまり意味ない。 カードゲーム集めなら、…

ジャネーの法則・加速して生きる

私たちはやがていつかは死んでいかなければなりません。人の命ははかないものです。ジャネーの法則というのがあります。人間が10歳まで感じている時間と、10歳から80歳までの時間は大体同じくらい。 20歳から60歳までは、10歳までの3分の1くら…

生きる意味がわからないから不安

もし生きる意味がなければ、苦しむために生きることになる。これはおかしい。 人間何のために生きているのかっていったら、それはやっぱり幸せになるため。だって、みんな幸せになろうとして生きているんでしょう。毎日、幸せになろうとして生きている。 「…

浄土真宗に教えられていることとは?

浄土真宗を開かれた親鸞聖人の主著が教行信証です。大部な教行信証の冒頭に書かれているお言葉です。 難思の弘誓は難度海を度する大船(教行信証) 難思の弘誓とは、阿弥陀如来の本願です。これ以上広いお誓いはないから弘誓といわれています。想像もできな…

阿弥陀如来はなぜ諸仏の王なのか

阿弥陀如来は、本師本仏です。 それはなぜか、阿弥陀経にも説かれています。 阿弥陀には二義あります。一つには、光明無量、阿弥陀バハ。二つには、寿命無量、阿弥陀ユス、と言われます。これは阿弥陀経の名義(みょうぎ)段です。 ちなみに、阿弥陀経の内、…

日本人が一番幸せを感じるのはどんな時か

日本人が一番幸せを感じるときは、どんな時かアンケートを取ったら、こういう結果でした。 1、寝るとき。2、食べるとき。 これには、パソコンとか、携帯なんて関係ありません。寝るとき、車をかぶって寝る人なんかいません。大体、重くてつぶれてしまいます…

ブッダの親不孝

ブッダは一国の太子として王宮に生れたが、“なぜ、人生に生老病死の不幸や災難があるのか” これを遁れる道はないのかと考えあぐねた末、永遠に苦悩を離れる道を求める為に、出家するしかないと決意し、父の浄飯王に必死に訴願されるのであった。 すると父王…

宗教は視野が狭くなる?

本日は、宗教偏見のある人のよくある批判について考えてみましょう。 偏見バリバリの人もいますが、だいたい平均的なパターンの批判はこれです。 「なんでお前は仏教の話ばかり真剣に聞いているのか? 宗教をやっていると、考え方が狭くなる。視野が狭くなる…

人間の存在意義

一生懸命生きることイコール良い事というのが古今東西全人類の大前提になっています。この上に政治経済科学医学がなりたっています。この大前提が崩れますと、政治経済の存在意義も人間の存在意義も崩れてしまいます。 しかし現代の日本、自殺で年間三万人も…

仏教で泥棒とは?

仏教で 偸盗という悪があります。 偸盗とは盗みを働くということですが、偸は、こそこそ盗む。盗は堂々と盗むと言う意味があるそうです。 いずれも盗みを働く。泥棒です。 これが偸盗罪ですが、この言葉は不与取ともいいます。 与えずして取る。これがもとの…

たちの悪い嘘とは

仏教で妄語という悪があります。これは文字通り嘘ですね。妄語とは嘘。この嘘でも誰でも聞いているように、たちの悪い嘘と、そうでない嘘があります。 問題はこれ心がどうかなんですね。方便としての嘘は、大事なことがあります。嘘をついて人を苦しめる、欲…

浄土真宗で罪に大小がないのはなぜ?

浄土真宗を明らかにされた親鸞聖人は、罪に大きい小さいはないといわれています。 もとより罪体の凡夫大小を論ぜず、三業みな罪にあらずということなし口伝鈔に これを私たちはどのように理解すればよいでしょうか。 これはちょうど人間には美しい人、醜い人…

仏教を謗る罪の恐ろしさとは?

仏教で一番重い罪は謗法罪だと教えられています。 謗法罪とは仏法を謗る罪、これが一番重い罪であり重罪です。なぜかというと全人類の助かるたった一本の道、これが仏教です。それを断ち切ってしまうからです。 こんな恐ろしい罪はありません。橋がかかって…

私たちは常に悪を思っている?「常」とは

ブッダは私たちの姿をこう教えられています。 心常念悪………心は常に悪を念い 口常言悪………口は常に悪を言い 身常行悪………身は常に悪を行い 曽無一善………かつて一善もなし ここで常という言葉、ここ注意して貰いたいですね。これかつて仏教の講師が新潟県で話した…

自惚れる価値のないものを自惚れる心

仏教で、邪慢という自惚れ心が教えられています。 邪慢とは、自惚れる価値のないものを自惚れることです。よこしまな、自惚れる価値のないものを自惚れることです。自慢できることではないことを自惚れることがあります。 自惚れる価値のないものを自惚れま…

自分と同等な人に対する自惚れ

仏教で、自惚れ心を慢といいます。 7つに分けて七慢といわれますが、その中に過慢という自惚れがあります。 これは、自分と同等な人に対して、自惚れます。ほとんど等しい人に対する自惚れです。能力から言ったら同じ立場であっても私の方がいいんだと自惚…

人生の勝利者とは?

私たちにはいろいろの欲望があるが、その代表的な欲を五欲と言われる。その五欲を記せ。 食欲財欲色欲名誉欲睡眠欲 仏教を説かれたブッダは私たちの欲望をこうして5つにわけて教えられています。 私たちは、朝から晩まで求めているのは五欲のことしか考えて…

三毒の煩悩とは?

仏教では、私たちを煩わせ、悩ませる煩悩に108あると教えられています。 中でも最も恐ろしい3つが、貪欲と瞋恚と愚痴の3つです。 それぞれどんなものかというと、まず貪欲ですが、貪る欲とある。仏教では欲そのものに善悪 はない。 しかし、貪る、つま…

現在の大切さ

ブッダは私たちの運命について、このように教えられています。 過去の因を知らんと欲すれば現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ。(因果経) 過去と現在と未来の3つを三世といいます。 因果の道理は当然三世を貫きます。因果の道理間…

職場で部下がミスをしたときの対応

部下がミスをしたとき、どうしてあなたは何々しなかったの、と理由を聞かないようにします。なぜ?これを私たちは聞きたくなります。 明確な答えがあっても、言いにくい時は言えないものです。それでもちゃんと上司に報告できる人は、立派な人、理解の深い人…

お世話になったらお礼が大事

何かを頂いたり、お世話になったらありがとう、と言います。 それも仏教では布施といえます。 お礼状を例にとって言うと、何かくださった人にお礼状を送ります。 または今はメールがあるのでお世話になった人にお礼状を出してもいいと思います。 年の離れた…

理解して差し上げるのも布施

布施について具体的にどうすればいいか研究してみましょう。 布施とは、与えるということです。 与えるといってもお金や物だけではありません。相手の話を聞いて、理解してさしあげることも、布施です。 まず、なるほどとうなずきます。心で「何を同じ事10…