仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

仏教

生きる目的なしで生きられる?

生きる意味や生きる目的も大事なんだろうけどまず生きねばならないのだから、私は生き方を知りたいという人があります。 ところが現実には、生きる目的がわからない人は生きてはゆけません。 生きることを泳ぐことにたとえると、なぜ泳ぐか、どこへ向かって…

制限時間を意識したときの生き方の違い

いつまでも死なないと思っているのと、命は限られていると思っているのと、生き方はまったく違います。 たとえば何かの試験でも、次の試験まで半年となると、まったく慌てません。ところが、後1週間となると、慌てます。 時間の終わりを意識するだけ、その…

NHK浄土憧憬

昔、NHKで浄土憧憬という番組がやっていました。今でもDVDで見られると思います。 現代人は、死にふれる機会が少なくなり、死について考えることは少なくなったけど、昔の人は、浄土へあこがれを懐いていたという内容です。 現代人は、死にふれる機会…

生きる意味を知るにはメメント・モリが大事

生きる意味は何か。生について考えることは、死を見つめることです。死を忘れた生き方は、本当に生きているといえません。生きている実感が感じられません。 死と生は切っても切り離せない。つねに隣り合わせです。死と無関係な人はありません。そういう差し…

無常を知らせるニュースの事故

毎日、毎日、いろいろなニュースで無常ということどれほど目にするでしょうか。 以前、笹子トンネルの関係者が書類送検されました。あれから何年も経ちます。 笹子トンネルの屋根が落ちました。9人亡くなりました。 トンネルの屋根が落ちてぺちゃんこに潰れ…

宗教学者・山折哲雄が死について語るなら

宗教学者の山折哲雄が『わたしが死について語るなら』という本をポプラ社から出しています。宗教学者が死について語ると、どうなるのでしょうか? 山折哲雄は、死を教育機関で教えることが非常に大切だと考えています。 「私は「死」について、「無常」につ…

名越康文『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』

『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』という本があります。 名越康文さんという精神科の医者の書いた本です。 なぜ悩みがつきないのかというところで、 なぜこれほど恵まれた生活を送っている僕らの心の中に、不安があるのか。それは、僕らがある一つの「問い」…

医学部の教科書『死生学入門』

金沢大学医学部の教科書に『死生学入門』というものがあります。 そこには、こうあります。 わが国では今まで死をタブーとしてきた。生と死は表裏一体であるのに、死を忌み嫌っていた。しかし、死は確実にすべての人に訪れるものであり、死を避けることはで…

楽観主義は現実を変える?

アメリカの俳優、モーガン・フリーマンの番組が、日本でもNHKでやっていたことがあります。 そこで楽観主義について、プラスに働く場合もあると言っていました。 楽観主義は人の世の中に対する見方だけでなく現実を変える事もあります。前向きな予測はそ…

NHKモーガン・フリーマン『時空を超えて』バイクで死ぬ確率は車の37倍

モーガン・フリーマンというアメリカの有名な俳優がいます。 そのモーガン・フリーマンがNHKでやっていた『時空を超えて』という番組があります。 「この世界は“現実”なのか?」というテーマで、 人間の脳は物語の語り手です。世の中がどういう状態にある…

本光房了顕の恩徳讃

親鸞聖人の恩徳讃には、身を粉にしても、骨を砕いても恩返しせずにおれないという報恩の気持ちが歌われています。 如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし師主知識の恩徳も骨を砕きても謝すべし(親鸞聖人・恩徳讃) ご恩返しが大きいということは頂いた幸…

浄土真宗の年間最大行事の報恩講とは?

浄土真宗では、年に1回報恩講という行事があります。浄土真宗で一番大きなご縁です。 報恩講とは、恩に報いる集まりということです。 誰からの恩かというと、報恩講の恩は、親鸞聖人のご恩。 どんなご恩かというと生き方ではなく、本当の生きる意味を教えて…

何が善で何が悪?

私たちに何が善か悪かわかりません。 アメリカで車の運転が悪い町がありました。 交通事故で毎年30,40人、亡くなる町です。荒っぽい運転で自分の子供をひかれて殺された親が復讐劇をします。 無茶苦茶な運転をします。そういうのが3人起きました。最近…

生きる目的の大切さ

そろそろお盆ですが、いかがお過ごしでしょう。あなたは生きる意味がどれ位大切なものかご存じでしょうか? 生きるということは、生きて行くとも言われます。 それは私たちはどんどん生きて行くからです。 昨日から今日、今日から明日へと生きています。 禅…

宗教学者・山折哲雄が死について語るなら

宗教学者の山折哲雄が『わたしが死について語るなら』という本をポプラ社から出しています。宗教学者が死について語ると、どうなるのでしょうか? 山折哲雄は、死を教育機関で教えることが非常に大切だと考えています。 「私は「死」について、「無常」につ…

スカイ・クロラと同じように老衰で死なない人間

アニメ映画にもなった小説に『スカイ・クロラ』というのがあります。 未来の世界で、何もかも自動化されて楽しみがありすぎる金持ちが、レジャーを求めて、戦闘機で闘いをして相手を撃ちのめします。 遺伝子の関係で、年を取らずに老衰で死なない子供ができ…

漫画哲学ってなんだろう

『漫画哲学ってなんだろう』という本があります。御厨良一という人の本で、平成2,3年に出版されています。 その『漫画哲学ってなんだろう』の第二部に、「死を考えることが哲学を理解することになる」とあります。 死の話ばかりしていると、暗くなります…

池谷裕二『単純な脳、複雑な私』

脳科学者の池谷裕二の『単純な脳、複雑な私』という本があります。高校生に向けて講演した記録です。 そこには「脳は私のことを理解しているのか」と問いかけてあります。 えっと思います。 実は、自分で自分を意識しようとしても、意識できるところとできな…

量子力学でも人生は夢のようなもの

『死後の世界を突き止めた量子力学』という本があります。 昔、科学 といえば死後を否定するものと思われていましたが最近ではこんな本も出ています。この本の中でもこんな表記がありました。__________ 観察するという意識と行為がなければこの世…

科学を包む仏教

『科学 を包む仏教』という本があります。 水原舜爾という方は亡くなられましたが岡山大学の医学部の名誉教授で90何歳まで長生きした。バリバリの理系ですね。この本を出す前にでたのが『科学 から仏教へ』という本です。1980年ごろのだいぶ古い本です…

私たちの運命に一番影響するのは心

仏教では、私たちの行いを心と口と身体の3方面から見られます。 心を行いというのも世間と違いますし、その上その3つの中で、一番大事なのは、心であることもまったく違います。 世間の法律は、身体の行いを一番重視します。 今ストーカー殺人事件がありま…

最近の鶏は鳴かないようになった?

年配の方で、「昔の鶏はよく鳴いたけど、最近の鶏は鳴かなくなった。鶏も最近の若いもんと同じで働かなくなった」という人がありました。しかし鶏は、今でも鳴いています。 単に、その方の耳が聞こえにくくなっただけです。自分の耳が聞こえなくなったことを…

煩悩即菩提が分からない原因

人間に生まれてきたのはなんのためか?本当の生きる意味は何か。 皆何を知りたいと思って頑張っているかというと人生の目的を知り、達成し、 人間に生まれてよかったという絶対の幸福になるのが目的です。 その絶対の幸福というのは煩悩即菩提です。 煩悩即…

蓮如上人が嘘をつくよう教えられた理由

浄土真宗を日本最大の仏教の宗派にされた蓮如上人は首に賞金かけられました。それは、当時の仏教の中心だった比叡山からすれば、蓮如上人が邪魔だったからです。 蓮如上人の首をもってきたら賞金を与える。比叡山はこんなことまでしました。 だから当時蓮如…

浄土宗の法然上人が大弾圧を受けた理由

法然上人が1175年に浄土宗を開かれて、約30年後の1207年、当時の仏教界が権力者と結託して、法然上人への大弾圧が起きました。 それは、浄土宗がものすごい勢いで広まったからです。 私の知り合いで花屋の人がいます。どこで店ひらいているかとい…

法然上人と当時の仏教界の闘い・大原問答の後……

法然上人が、当時の仏教界すべてを敵に回された大原問答は、1185年です。仏教学者全員を一人で打ち破られた法然上人は、名声が一段と高まりました。 当時の仏教学者たちとしては、分担して仏教学を学び、法然上人をぶっ潰そうと思って攻撃したら余計に法…

図解雑学親鸞

浄土真宗を開かれた親鸞聖人は社会の裏で、大きな力にひどい目にあわれたかたの一人です。 図解雑学というシリーズが書店に並んでいますがその中に図解雑学 親鸞というものがありました。その図解雑学親鸞という本の後ろに親鸞の生きた時代の年表があります…

田辺哲学を学ぼうと思ったヨーロッパの若者

あるヨーロッパの若者が、田辺哲学を学びたいと思ったそうです。 でも、田辺哲学を極めるには土台が教行信証だから教行信証を読まないとわかりません。教行信証を読みたい。 では教行信証は誰の本かというと親鸞聖人です。親鸞 聖人は浄土真宗の開祖です。で…

世界的に注目される日本人

20世紀最大の哲学者といわれるハイデガーは、老後の日記に、歎異抄との出会いを記しています。歎異抄は浄土真宗の本で、日本で最も読まれている仏教書です。 そして、歎異抄 の言葉に感動し、こんなことをいうすばらしい聖者があるのであれば自分はギリシ…

いろは歌の元の文はブッダの言葉?

私がはじめて聞いた仏教の話はこのいろは歌でした。 色は匂えど 散りぬるを我が世誰ぞ 常ならむ有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔いもせず いろは歌は誰が作ったかわかりませんが一説によれば弘法大師といわれています。でも誰であっても元になった言葉は…