仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

仏教

メメント・モリ、四馬の譬喩

昔から西洋でも、メメント・モリといわれて、死を忘れるなといわれますが、ブッダが、無常に対する感度を四通りの馬にたとえて教えられた四馬の譬喩というものがあります。 一匹目の馬は、鞭影を見て驚く馬です。騎手が鞭をひゅっとふっただけで走り出す馬で…

稲盛和夫氏の生き方

生き方といえば、稲盛和夫サンの『生き方』という本があります。130万部売れています。中国語なども入れて300万部。それほど読まれています。 稲盛和夫というのは、84年KDDIを創業した。京都賞を創設したり経営塾の盛和塾を作っています。JALが何千…

他力信心の特徴の一つ「一花多果」

他力の信心には蓮華のような特徴があります。 その一つが、一花多果の徳です。 蓮華は、一つの花にたくさんの実がなります。 それと同じように、信心獲得すると、数限りもない幸せになります。 無限の幸せになれるのですが、数え切れないと私たちには分から…

歎異抄の謎・悪人正機とは?

親鸞聖人の教えを悪人正機という言葉があります。これは特に親鸞聖人のお言葉を書き残された歎異抄で有名です。善人でさえ助かるのだから、悪人はなおさら助かると教えられています。 正機というのは正客ということです。正客というのはお目当てということで…

生きる意味とか働く意味はありますか?

生きる意味というのは、人生には目的があって、それを果たすこができるということです。 何をするにも目的があります。タクシーに乗った時、お客さんどこに行くの?こう聞かれて、目的地を告げなかったら運転手は困ります。とにかく走ってくれ、というのでは…

良寛の辞世「散る桜 残る桜も 散る桜」

浄土真宗の葬儀でよく読まれる蓮如上人の白骨の章に、我やさき人や先、今日とも知らず明日とも知らず、おくれ先立つ とあります。 死と聞くと隣りのお祖母さん、ペースメーカーがついている人が死んで行くと思います。ところが、蓮如上人は、人が先ではあり…

浮き草のように生きる人間のすがた

蓮如上人の白骨の章に人間の浮生なる姿という言葉があります。私たち人間の姿は浮生だということです。浮生というのは、浮いた生と書くように、浮世を浮き草のように生きているということです。 皆、浮生なる姿です。 生きることを泳ぐことにたとえると、人…

死んだらどうるか分からない心の闇を破る方法

ノンフィクション作家の桐島洋子さんは、こう書いています。 「私は恐ろしさと寂しさに胸を衝かれる。これは悪夢ではない。あらゆる場所で着々と信仰し、百年以内に必ず100パーセント現実になる冷厳なスケジュールなのだ。百人百様の人生のそれぞれに、確…

どれだけ遠くに届くかは内容の深さ

昔は最初から、仏教と言えない、色々な事情がありました。 これは800年前の法然上人の時です。 法然上人が生まれられ、親鸞聖人が生まれられました。 法然上人は浄土宗を開かれました。 当時は南都六宗の中でも力があったのは、法相宗の興福寺でした。 浄…

メメント・モリ

メメント・モリが大事だとたけしが言っています。 たけしは、『新しい道徳』という本で、メメント・モリは道徳の土台だと言っています。 メメント・モリというのは、死を忘れるなということです。 なぜそんなことが格言になっているのかというと、みんな自分…

絶対の幸福になる為にそろえる5つのもの

絶対の幸福になるには、どうすればいいかというと、5つのものをそろえなければならないと蓮如上人は御文章に教えられています。 これを五重の義といいます。 この五重の義成就せずは、往生は叶うべからずと見えたり。(御文章) とあります。では、その5つ…

歎異抄に驚いたヨーロッパ人とその理由

煩悩を満たし切るとか、煩悩をなくすとか、煩悩を問題にしている間は、相対の幸福の問題です。 でも人類には煩悩しか分からないので、それしかありません。 キリスト教は、禁欲を徹底的にいわれます。 あれを徹底しないと幸せになれない。幸せになるには煩悩…

西洋から東洋への橋渡し(キルケゴール)

私はな生きる意味に悩んでいました。友達に相談しましたが、相手にされませんでした。どこの哲学にも答えがありません。 哲学と言ったら西洋です。そして注目されているのが実存主義です。 1800年代後半から1900後半のニーチェ、キルケゴール、ハイ…

言葉を離れた絶対の世界

絶対の幸福は言葉を離れた世界です。それどころか、相対の幸福でも言葉で表すことはできません。 例えば、味は言葉で表せるでしょうか。 食べたことない人に、味を言葉で伝えることは不可能です。 では味は存在しないのでしょうか? 存在します。 前も話しま…

日本古典文学大系に親鸞聖人の和讃

罪障功徳の体となる氷と水のごとくにて氷おおきに水多し障りおおきに徳多し これは、親鸞聖人の書かれた高僧和讃の一つです。 まず和讃というもの、これは文学の一つです。575なら俳句、57577なら短歌です。 和讃というのはそういう文章の表し方のも…

天地創造

普通、宗教では、天地創造の神話があります。 神道にも、イザナギとイザナミの日本を生んだ国生みの物語があります。 それは、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も共通して、エホバという創造主がいます。3日目に太陽と月をつくったとか6日で世界を作って…

運命が作られる仕組み

阿頼耶識とは何でしょうか。 私達が行いをすると業力となって残ります。行いは、物質とエネルギーになります。 私と皆さんは、エネルギーに変わっています。心で考えるときにもグリコーゲンを使っています。 物質とエネルギーは同じものです。 物理学では質…

情けは人のためならず・布施の大切さ

仏教では色々な善が教えられています。 諸善万行の行とは、善のことです。この色々な善を6つにまとめられたのが六波羅蜜です。 あらゆる幸せを生み出す6つの要素(六波羅蜜とは?) 六度万行ともいいます。 「度」とは、わたすということで、苦しみ悩みの…

科学と仏教

現代物理学も驚くほどの科学です。20世紀になって、物質の質量とエネルギーは変換できることを発見しました。 しかし、そのようなことは、仏教ではすでに言われていました。 人間の心についても、仏教は詳しく明らかにされているため、大脳生理学も役立ち…

布施をしなければ臨終に後悔する?

ブッダは、布施を勧められています。 布施とは、お金や物を施すことですが、何かを手伝うことも布施ですので、一言でいうと、親切のことです。 布施は尊い善ですので、布施をした人には、善因善果で幸せが作られます。因果応報なのです。 ところが、私たちに…

情けは人のためならず・布施の大切さ

仏教では色々な善が教えられています。 諸善万行の行とは、善のことです。この色々な善を6つにまとめられたのが六波羅蜜です。 あらゆる幸せを生み出す6つの要素(六波羅蜜とは?) 六度万行ともいいます。 「度」とは、わたすということで、苦しみ悩みの…

どうしたら絶対の幸福になれるのか

どうしたら絶対の幸福になれるのかは、蓮如上人が明解に教えられています。絶対の幸福になることを信心獲得ともいいますが、蓮如上人は、信心獲得は何によって決まるのか、『御文章』4帖目1通にこう教えられています。 されば弥陀に帰命すというも信心獲得…

真の「働く」意味とは?

働くというのは、どういうことでしょうか? どういうことが働く意味なのでしょうか? 働くというのは、何かを生産する人だけだと誤解している人があります。 もしそうだとすると、江戸時代の士農工商なら、武士は何も生産していないのではということになりま…

きゅーブラー=ロスに学ぶ

キューブラー=ロスに学びたいと思います。 キューブラー=ロスという人は、スイスに生まれました。 1957年、医学部を卒業しています。 そして、死にゆく人をみとる仕事を続けて、『死ぬ瞬間』という本がベストセラーになります。 ホスピスの先駆けのよう…

運命が作られる法則性

仏教の根幹は因果の道理です。 因果の道理について徹底して話すると、もの凄い時間かかるのですが、それがさとりの内容でもあり、一切経を貫いている教えです。 因果律は、物理、科学のような単純な話なら、わかりやすいのですが、私たちの運命が、因果律に…

臨終に必ず出てくる心とは?

心の闇一つ説明するだけでも凄い時間かかります。ある子供が、重い病気で死にそうになって、「ボク死んだらどこ行くの?」と聞き始めました。この子は14歳で、今まで、仏教聞いたことがありませんでした。聞いたことなくても、死ぬときなったら、必ず出てき…

南無阿弥陀仏とは

今回は、突っ込んだ深い話です。昔、国木田独歩という文学者は、キリスト教の信者でしたが、臨終になって牧師を呼ぶと、ただ神に祈りなさいとしか言いません。真心で祈ろうとしましたが、死の不安はまったく解消しませんでした。 なぜかというと、本当に神が…

一切経に説かれていることのほとんどは……

仏教の根幹は因果の道理です。根幹ですから、仏教の根っこであり、幹です。因果応報ということが分からないと仏教分からないのです。 因果応報とは(恋愛)浮気した美女の末路 一切経は七千余巻、7000冊という膨大の数です。その一切経をすべて貫いてい…

科学と仏教の関係

生化学会の会長の水原舜爾先生は、 こう言っています。 仏教は、現代科学にちっとも矛盾しないばかりか、これから科学が進みゆく究極のところを先取りした感があります。(科学時代の仏教) 科学者が、科学の先ゆくところを先取りしているのが仏教だと言って…

幸せ者は不安?

昔、1億円を拾った人がいました。 大貫さんという人で、一億円習得事件といわれて1980年にテレビで有名人となりました。大貫さんは、もともとトラックの運転手だったのですが、銀座で1億円の入った風呂敷包みを見つけました。そのままかっぱらわずに警…