仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

生きる意味

出家ではなく在家の私たちのすがた

蓮如上人の御文章に年来超勝寺というお手紙があります。 超勝寺というのは福井県のお寺です。 しかるに当流において毎月の会合の由来は、なんの用ぞなれば、 会合の由来というのは会合の目的と言うことです。仏教講座に仏教の教えを聞きに集まってくる目的は…

諸行無常と地獄の不安

私たちは、何かを信じなければ生きていけません。信じるとは、あてにするとか、たよりにするということです。 仏教ではこの世のどんなものを私たちが頼りにしていてもその頼りにして当てにしているものが諸行無常なる故にやがて崩れかかる壊れかかる。 そう…

絶対の幸福になるには

絶対の幸福になるためには、どうすればいいかというと、聴聞です。 絶対の幸福にする働きのある名号を聞く一つで頂くのです。名号とは南無阿弥陀仏のことです。 聴なくして絶対に聞はありません。 絶対の幸福になるのが本当の生きる目的ですから、人生は聴聞…

一生懸命強く生きるために目的が必要?

「一生懸命強く生きるために、目的が必要なんです」という言い方がおかしいんじゃないか、ということで、問題提起をした人がいました。 勉強でも、野球でもそうです。これはどこがおかしいかわかりますよね。 目的あっての手段ですから、目的の方が手段より…

宗教の入り口

こんなに科学が進歩した世の中なのに、世界にはたくさんの宗教があります。 なぜ宗教は廃れないのでしょうか? それは、科学で解決できない問題を宗教が解決するからです。 親鸞聖人はこの一大事解決したいと仏門に入られたのです。明らかになりたいと。親鸞…

色々なことをやってみなさい

どんな成功者と言えども同じです。豊臣秀吉もしかりです。一介の水飲み百姓から天下の太閤まで上り詰めたという点からしたら人生の成功者といえますが、その成功者の名にふさわしい最期の詩を残していますか? これが秀吉の辞世です。 露と落ち露と消えにし…

21世紀の殺人と自殺

私は21世紀になるとき、サザンのメロディと共にテレビの前で2001年と言えば鉄腕アトムが飛んでいたなとか2001年夢の旅という映画があったなと思ったけど。 21世紀は輝けるイメージがあって。猫も杓子も携帯電話。あるいはモバイル空間サイバー空…

お正月の歌

もうすぐお正月が近付いて参りましたが、お正月にぴったりの歌があります。 元旦やおめでたいとは金剛の信を獲たる人にこそあれ お正月になると、猫も杓子もおめでとうと言っていますが本当におめでたいのでしょうか。めでたいのは金剛の信を獲た人こそおめ…

本当の生きる意味の歌

生きる意味の答えを、浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、歌にされています。 「生死の苦海ほとりなしひさしくしずめるわれらをば弥陀弘誓のふねのみぞのせてかならずわたしける」(親鸞聖人『高僧和讃』) 生死の苦海、難度海です。岸辺が見えない陸地がない。…

聖徳太子と歎異抄

ニーチェの思想はニヒリズムといいます。 浄土真宗を開かれた親鸞聖人の教えはニヒリズムを超えることができます。なぜこの親鸞聖人の教えがニヒリズムを越えることができるのでしょうか? それは歎異鈔にその鍵があります。これは親鸞聖人の書かれたもので…

殺人と自殺の本質

社会主義が崩壊し、残った資本主義は結局、拝金主義です。または何にも価値はないと絶望する人々。誰もこのニヒリズムに打ち勝つことができません。 多くの若者はすでにニヒリズム的な問いの水準を生きてしまっています。そこでは殺人とは自殺の別の形態です…

生きる意味を明らかにされた根本的な本

人生で最も大事な目的、どこに向かって生きるのか、この答えを800年前明らかにされたのが浄土真宗を明らかにされた親鸞聖人です。 「難思の弘誓は難度海を度する大船」(教行信証) この教行信証の一番最初のお言葉です。 教行信証とは親鸞聖人がお亡くな…

生きる意味を聞ける仏教講座

人身受け難し、今已に受く。 仏法聞き難し、今已に聞く。 この身今生に向って度せずんば、さらに いずれの生に向ってか、この身を度せん。 度するというのは、永遠の幸せになること。それは、仏教にのみ教えられている。生まれがたい人間に生まれて聞き難い…

なぜ人間に生まれたことを喜ぶ?

なぜ人間に生まれたことが喜ぶべきことなのか。 源信僧都の横川法語という言葉があります。 まず三悪道を離れて人間に生まるること、大なるよろこびなり。身は卑しくとも修羅に劣らんや、家は貧しくとも餓鬼にはまさるべし。心におもうことかなわずとも地獄…

東条英機が13階段を登ったときの様子

東条英機の辞世の句 日も月も蛍の光さながらに行く手に弥陀の光輝く 日って太陽です。月はお月さん。太陽や月が蛍の光だと。蛍って見たことある?ちっちゃいよね。よく田んぼにチラチラいるね。田舎に行くと今でもあるでしょうけど。 今でもあるでしょうか。…

諸行無常……いろは歌

涅槃経のお言葉 「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽」「諸行無常」この世の一切のものは常が無く変化しこの世の幸せも変化してしまう。先ほどの朝日の夕刊、安全と今まで言われたシンガポール空港、世界の沢山の中シンガポール航空はお客さんのアンケー…

人生は選択の連続

若い時代が一番打ち込めるから。若い時代は一番遊びたい時機です。若い時代しか遊べないと言う人がありますが、しかし若い時代しか真実を求めるときはないといってもいい。 「若きとき仏法はたしなめ」と候、「年よれば行 歩も叶わず、睡くもあるなり、ただ…

遺産

電車から降りるとき、誰に席を譲ろうかとキョロキョロして気をもんでいる。自分の電車のように執着し、座っていた席に未練タラタラの者ばかり。前に立っている人に、あっさり譲って、降りた先のことを考えねばならぬのに……。あわれというも愚かなり。 死後の…

慶應大学の医学部生が自殺

慶應大学の医学部生が自殺した。慶大医学部といったら、東大医学部と並ぶところ。皆が寝てる間も一生懸命勉強していた。「医者になって幸せになりたい」その気持ちで勉強したが、未来は更なる不安。自分に幸せはないのか、と自殺。 肛門に目薬さして、見当違…

人生で最も大事なことを忘れている

人生で最も大事なことを忘れて、急がなくていいことにこだわっていることを蓮如上人はどう仰っているか。 「仏法には世間の隙を闕きて聞くべし。世間の隙をあけて法を聞くべきように思うこと、浅ましきことなり。仏法には明日ということはあるまじき」由の仰…

本当の仏教は何回救われる?

本当の仏教は「二益法門」と言われます。 二度の臨終・二度の葬式を教えられています。根拠として、蓮如上人の御文章のお言葉があります。 問うていわく、正定と滅度とは一益と心得べきか、またニ益と心得べきや答えていわく、一念発起のかたは正定聚なり、…

仏教には何が教えられているの?

仏教には、何が教えられているのか。人生の目的が教えられています。 私たちは、幸せをもとめています。その幸せも、今日あって、明日どうなるかわからないような幸せはもとめていません。いつでも、変わらない、安心、満足、これを絶対の幸福といいます。人…

仏教を聞くのは難しい

真の知識から人生の目的を聞かせて頂く、そういう先生にお会いするというのは、これは親鸞聖人は法然上人であったわけですが昿劫多生のあいだにも 出離の強縁しらざりき 本師源空いまさずば このたびむなしくすぎなまし (高僧和讃) と言われている。 私達…

生きる意味を教えられたお釈迦さまのお言葉

人身受け難し、今すでに受く。仏法聞き難し、今すでに聞く。この身今生において度せずんば更にいずれの生に向かってかこの身を度せん。 これはなんというお経に書かれてあるか。華厳経。 華厳経といいますと、お釈迦さまの説かれたお経の中でも大変難解なこ…

白骨の章とは

白骨の章には、この世の無常について切々と書かれている。 諸行無常 。すべてのものは移り変わっていく。この世のすべてのものは続かない、無常である。 「無常を観ずるは菩提心の一なり」といわれるように、 「無常」をよくよく見ていくことが菩提心のはじ…

出世の本懐は天上天下唯我独尊

出世の本懐「天上天下唯我独尊 三界皆苦吾当安此」(釈尊)天上にも地上にも、人間(我)のみの独尊あり他の動物には、因果の道理を弁えることも、無上仏の本願を聞くこともできぬ。人間のみ、仏法を聞くことができるから、人命が尊いのである。「人生(三界…

仏法者は心の田んぼを耕す労働者

盤根錯節。 盤根錯節とは、荒れている、ぼこぼこである。 大地があると、あっちにもこっちにも、木の切り株があって。 いばらがある、石があちこちに埋まっている。 こういうように、荒れ果てた土地に、なんとか種を蒔いて、実りの秋に収穫がとれるようにす…

平生業成、不体失往生、現生不退

平生業成、不体失往生、現生不退。 平生業成について、 昔の能登半島は、仏教聞かなかったら、村八分にされるところ。 そこに三国一の同行が来た。 そしてその人に対して、仏教の先生が説法に立たれた時、 休憩になると、控え室に怒鳴り込んできた。 何じゃ…

群賊・悪獣・悪知識

二河白道のたとえに出てくる 群賊、悪獣、悪知識とは、仏法聞くな聞くなと妨げるもの。 なぜ妨げるのかと言うと、その値がわからないから。そう簡単に値がわかるものではない、仏法は。 巨人戦とかそういうものなら、人はいっぱい集まる。だけどあまりにも値…

生涯かけてでも求めるべきものは何か。いろは歌

それは最後、「すべて夢だった」「何もこの手の中に残ってはいない」と空しく終わっていくようなものではない。 ○何を手に入れたら「求めて本当によかった」といえるのか。そんなものが本当にあるのか。それを「いろは歌」の後半では、「ある」「あるから求…