江戸時代までは仏教イコール宗教でした。
宗教というのは私たちにとって一番大事なことを教えたものです。
西洋からキリスト教やイスラム教などたくさんの教えが入ってきました。
それまでは、日本には道教、儒教、仏教の三教というものしかなかった。
ところが、明治以降たくさんの教えが入ってきたので、
それを全部まとめる言葉が必要になった。
ということで、今日仏教も他の教えも全部宗教と呼ばれることとなった。
全く違うものまで全部、宗教と呼ばれている状況です。
全く違うものを同じものと呼んでしまったら大変なことになる。
言葉の乱れは、思想の乱れと言われる。
言葉は正しく使わないといけない。