仏教研究室

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三重廃立

親鸞聖人の教えを一言で言うと三重廃立の教え。
教行信証は三重廃立の教え。
教行信証真宗の根本聖典、略してご本典、全六巻

親鸞聖人の教えは教行信証を読めば全部分かる、

読まないと全部は分からない。

聖人52歳の時に書き始められた、

90歳でお亡くなりになるまで筆を加えられた。
一字一類の思いで書かれた。一字一時選んでかかれた。
教行信証の中に明らかにされているのが三重廃立の教

三通りの捨てものと拾いもの


仏教の説き方に廃立と隠顕
今日の論理学では廃立は比較法、

穏顕は反顕法
それぞれ一長一短ある。

廃立、Aはよい、Bはだめ
長所ははっきりする、間違えないのがよい、

欠点、Bさんが聞いたら腹を立てる。
お嫁さん選び、AさんとBさんの候補者、

恩師の人が「Aさんがいい、Bさんだめ」
Bさん聞いたら腹を立てる、恩師にいかりを覚える

穏顕、「Bもいいけれども…」
表面的にはBもよいといっているけど

Aさんはもっといいということを暗に言っている
良い点、Bが聞いても悪い気がしない、
欠点、あまり勘のよくない人は勘違いをする、

Bさんがいいと思っている人はBさんを選ぶかもしれない。

 

親鸞聖人は廃立、

当流は廃立肝要なり」(ご遺言鈔)
廃立の教が聖人の教え

真宗の門においては幾たびも廃立を先とせり」(改邪鈔)
廃立肝要、会館にもかかっている。
なぜ聖人は廃立の教え方をされたのか。

Bに当たる人は腹を立てる、実際聖人は権力者、他宗教の人たち、

ひいては法然上人のお弟子、お友達から非難攻撃された。


人間関系においては隠顕の方がスムーズに行く。
少々こちらでもいいということは日常茶飯事、

「こうでなかればならん」というのは少ない。


親鸞聖人は聖徳太子を大変尊敬しておられる。

聖徳太子の十七条憲法「和するをもって貴しとす」
みんなが協力し合って和というものができる。
自分も仲良くなるように努力する。

親鸞聖人も「和することを尊し」とされた。

和することを貴しとされなかった聖人が廃立されたのでない。

なぜ廃立されたのか。

 

間違えてはならないときは穏顕の言い方はしない、
100%やってくる大問題だから。

近い未来かならずやってくる。
燃料系切れた飛行機が墜落という大問題、空港は一つしかない、
このまま行けば燃料系ゼロに成って海に墜落。
「墜落してもいい、飛行場に着いても言い」

というものではない、ここだけは絶対に譲れない。
間違いなく着陸する、でないと大変なことになる
どこにも飛行場がない、ここにもそこにも飛行場が有るならいい。

一つしかなかったらそれを目指すしかない。
聖人飛行場で言うなら「ここに着陸しなければ墜落しかないんですよ」
絶対間違ってはならないものがある、

でなければ聖人が廃立されるのは考えられない。