神を信じて、現世利益を祈る。
何かを心の中に救いをもとめるという時には、信じる心、
どういう心で救いを求めようとするのか、ということと、
また何に対して救いを求めるのかという対象の2つがある。
金比羅の神に安産祈願して、安全に子供が生まれるかどうかは疑問。
創価学会なら板マンダラを信じて現世利益を求める。
信じる対象が狙った通りの救いを与えてくれるかどうかは、その対象が問題。
たとえそれで病気がなくなったとしても、死ななくなったわけではない。
後生の一大事を解決するというものでなければならない。
助ける力のないものに向かって祈っている。
だから間違っている。
仏教では、助ける力のあるものに向かいなさいと
教えられている。