仏教というとこれは読んで字の通り、仏の教え。
仏の説かれた教えと言うことですが、世間で誤解されているのは、
仏さまというのは何か死んだ人間のこと。
死人のことのように思われがちですけど。
仏教というこの仏というのは死んだ人間のことではなくて、釈尊のことです。
釈迦という、2600年昔印度で活躍された方のことですね
私たちは人生について学ぼうとするときに、自分一人でね、人生を学ぶ。
それは非常に気持ちはよく判るんだけども、学問でも何でも、
過去そのことについて偉大な発見をした人、学問的な業績を納めた人、
その人の業績を学んでから勉強する。
今から万有引力の法則を発見しようと言う人はないし、
今からピタゴラスの定理を証明してやろうという人はない。
それを時間の無駄という。
既に明らかになった真理についてはそれをそっくり学び取ることが大事。
人生に於ても同じです。
このお釈迦さまという方はその点で、私たちの人生について
たくさんのことを教えて下さる最高の方。
山田かまちは感受性のある、また天才を感じさせる。
でも残念ながら彼には人生について教えてくれる先生がなかった。
私たちは、過去多くの人が人生に悩み傷つき、ある人は成功しある人は失敗した。
その人生の先輩達の歩いてきたその軌跡を学んで
そこから更に自分の人生を進んでいけばいい。
そう言う点でこのお釈迦さまに勝る人生の先生は居ない。
世界の四大聖人と言っても三大聖人といっても
真っ先に指を折る方がお釈迦さま。
そのお釈迦さまの解かれた教えが仏教という教えだから
決して古いものでもなければカビはえているものでもなければ、
年を取って人生やることなくなって仏教をやろうかというものではない。
若い人ほど、自分の人生を本当に実りあるものにしたいという人ほど
私は仏法を聞いて貰いたい。
そのお釈迦さまの教えられた教えが仏教という教え。