教育現場でも生きる意味が分からないので、
自殺をとめられない。
ある学校で自殺する小学生がたくさん出た。
そこの校長先生。
その対策のインタビュー。
うちの学校の屋上のフェンスが低い。
高くしましたのでもう安心です。
こういうこといってひんしゅくを買った。
自殺する人には色んな原因が考えられる。
借金、失恋、いじめ、家、多いのが病。
しかし、哲学的には、これらは理由ではなくて、きっかけにすぎない。
これらは苦しい事ですけれども、それらの苦しみがやってきても生きなければ
ならない理由がわからないところにあるんです。
生きているといっても、それほど毎日を大切にしている人は意外と少ないです。
人命は尊い、と言われるけれども、パレスチナなどでは平気で人を殺している。
もしいじめられたことが原因ならいじめられた人は全員自殺しているはず。
あなたが自殺を考えた事があるかどうかわかりませんが、もし、
自殺をしようとしている人をとめる事ができなかったら、
その人もなぜ自殺がいけないのかわからないんです。
ある自殺をしようとした女子高生を止めようとした警察官。
止めに入ったはいいけれど、何時間か後には、
その女子高生と一緒にとびおり自殺した。
自分が今生きなければならない理由って、
これといってなかったと逆に少女に説得された。
本当の話。
今は苦しいことがやってきていないと思っている人がいるかも知れませんが、
苦しい事がやってこないなんてことはない。
昨日まで羽振りのよかった人が今日株で大損しているということもある。
貴乃花も苦しんでいる。
思い通りにいかないもの。
そんな中生きてゆくのは何のためか、いろんな資料を通して話をしている。
これはあるからいっている。
なかったらこんなことはしない。
パスカルは残り
一週間の命となっても、やらねばならないことが人生の目的といっている。
皆さん、自分の今夢中になっていること、趣味、生き甲斐の中で、そういうもの
があるのか、考えてみて欲しいです。
どんなに苦しくても自殺をしてはいけないのはなぜなのか。
苦しい人生なぜ生きねばならないのか。
本当の生きる意味は何か。
きっかけにしてください。