仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

信心から出てくるもの

あれば鳴るなければ鳴らぬ鈴の玉
胸に六字のあればこそ鳴る

この鈴の玉、これを信心に喩えています。
鐘が鳴る。
これ念仏のこと。
玉が有ればなります。
なければなりません。
六字という鈴の玉が有れば念仏が出てくる。
そういうことなんですね。
鈴でも、中に玉があるからなる。
なかったら鈴はなりません。
鈴でも玉が有ればなるし、なければならないのが玉でしょう。
あなたの胸に、つまり信心決定したならば鈴に玉がえたようなもの。
胸に玉が有ればこそなる。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏
ご恩報謝の念仏が出てくる。
これは信心という鈴の玉があるから念仏の声が聞こえる。
信心から吹き上がる。
これがなるということ。
信心の玉なくして念仏も空念仏
はやく信心の玉を得なさい。
煩悩のまま菩提となる。
信心決定しても煩悩は変わらないが菩提となりご恩喜ぶ種と転じますから。
早く六字の鈴の玉を頂きなさい。
そうすれば心から南無阿弥陀仏が吹き上がってくるから、
早く病人であることに気付き、全快しなさい信心決定しなさい。
そうすれば必ずお礼の念仏が出てくるとおっしゃっている。