仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

人生は選択の連続

若い時代が一番打ち込めるから。
若い時代は一番遊びたい時機です。
若い時代しか遊べないと言う人がありますが、
しかし若い時代しか真実を求めるときはないといってもいい。

「若きとき仏法はたしなめ」と候、
「年よれば行 歩も叶わず、睡くもあ
るなり、
ただ若きときたしなめ」と候。
(御一代記聞書)

と言われます。


若い時代の一年は年取ってからの十年です。
正に今が真実に最も近い時代だから、今求めないと本当に後悔する。
信心決定してから、まずやるべき事をやってからやりたいことをやればいい。
そうすれば永久に変わらない永久の花園。
絶対の幸福。
永久に変わらない幸福
に生かされますよと言われている。
常に二者択一を迫られますけど。
ハイデッガーはこう言っている。
人間の行いに二つある。
面白いがくだらないもの。
もう一つが辛く厳しいけれどもやらねばならぬこと。
ここ為になる表現ですね。
ほとんどの人は目先の欲にだまされて面白いが後振り返ってくだらんものに時間を使っていたなと。
分かりやすい言葉で言えばやりたいこととやらねばならないこと。
人生は常に二者択一を迫られる。
どちらを優先させたら幸せになれるか。
臨終になったらくだらんことに時間を使っていたと後悔する人がほとんど。
人生の目的を求めるのは苦しい。
しかしこれ求めないと臨終に後悔する。
学生時代なら遊びと勉強です。
勉強はいやだったが、やらねばならない勉強をやっていたから大学に合格できた。
あなたも遊びたいことよりも勉強を優先させたから大学に入れたと思います。

大学を出れば仕事です。
仕事に打ち込むことによってお金が手に入ったり、出世できます。
人生は二者択一の道どちらを選択するかで人生の勝利者敗北者になるかが、
分かれてきますから。
こちらを選択できるかどうかは死を手元にかきよせよ。
かき寄せたらこちらが大事だと分かる。
自分の死が分からなければ、面白いがくだらないものを選んでしまう。
苦しいがやらねばならないことをする。
光に向かう努力は報われる。

 

夢の世に満てらん火をも過ぎゆかん
法の一筋永久の花園

 

こう頑張っていただきたいと思います。
人生は夢の世。
今日あって明日なき命。
この夢の世で絶対裏切らない幸せがここにある。
その最高の幸せを得るには大宇宙が火の海原になっても
そこを突破する覚悟で聞き抜きなさいといわれる。
大宇宙に満てらん火をも過ぎゆきて仏法聞け
という親鸞 聖人のお言葉がある。

火中を突破して聞け。
あなたが真剣に求めていきますとあなたの求道聞法を妨げるものが出てきます。
誘惑がいっぱいでてくる。
その環境に支配されていたら進めない。
遊ぼうという誘惑がいっぱいでてくる。
その環境に打ち勝っていく。
火中は怖ろしいもの。
どんな困難でも困難を克服して進みなさい。
進むほど障害がたくさんでてくるがそこを克服して進みなさい。
一切の亡びる中に滅びざる
真実はここしかありませんから。
この道一つと常に真実を聞かせていただく。

どうせ苦労するなら報われる苦労をしてもらいたい。

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