中国の古い諺に、居安思危というのが、あるそうです。
これは安きに居りて危うきを思う。
備え有ればうれいなし、と続くそうです。
普通備え有れば憂いなしと赤本に書いてあった。
受験生が志望校を突破するには過去どんな問題が出たのか、
その備えが有れば本番でも大丈夫よとなるわけです。
居安思危とはあなたがまだ安全地帯に居るときに、
まだあわてふためかなくてもいい、
安全なところにいるときに
これから先未来に危ないことが起きてきますから、
大変危なっかしい事件が待ち受けているから、
そういうことに思いを馳せなさいよ。
今が大丈夫だからと言って先のこと考えないと大変なことになるよ。
そういうことを思っている人は必ず備えが出てきます。
備えが有れば未来は憂いがなくなります。
逆に言えば今が大丈夫だ安心できると言って
これから未来行く先に来る危険なことに全く思いを巡らせていない人は
全くの無防備状態ですから、大変不安な未来に落ち込むことになるよ。
仏教には、その最大の危機と対処法が説かれています。
