こんなに科学が進歩した世の中なのに、
世界にはたくさんの宗教があります。
なぜ宗教は廃れないのでしょうか?
それは、科学で解決できない問題を宗教が解決するからです。
親鸞 聖人はこの一大事解決したいと仏門に入られたのです。
明らかになりたいと。
親鸞聖人が出家された動機は、
死んで行くときにはこの世のすべてのものは裏切っていくものである、
ということです。
お金も財産も、地位も名誉も、裏切って行きます。
死は人生最大の問題です。
死んでいくときにはすべてあてにならない、
そして死んだらどうなる?
これ以上の大問題はないと!!
金や財が裏切るものだという原点から親鸞聖人の求道があり、
仏教があるのです。
金や財が裏切るものだ!!
ということ分からないと仏教にも入れません。
地位や名誉は裏切るものということろから宗教が出てくるのです。