仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

本尊を風呂で焼く

親鸞 聖人は、浄土真宗の正しい御本尊は名号本尊だぞ、
と教えられています。

それから200年後、蓮如上人の時代には
多く木像などの本尊がありました。
蓮如上人はそれを焼かれたのです。

蓮如上人の御時、あまた御流に背き候本尊以下、御風呂の度毎に焼かせられ候。
(御一代記聞書223番)

御流に背き候本尊とは、絵像や木像などの仏像です。

それは浄土真宗の教えに反するということで、
蓮如上人は親鸞聖人の教えを正確に伝えられたのです。
蓮如上人は
親鸞聖人は、親鸞聖人は、
とばかりいわれるのです。

親鸞聖人の教えしかいわれない。
おまえの考えはないのか、となりそうですが、
仏教ではそういうことは絶対にありません。

蓮如上人は分からない事を聞かれて、分からない、といわれて、
親鸞聖人のいわれたようにやろう。
と答えられています。
燕雀いずくんぞ大鵬の志を知らんや、
「どうして親鸞聖人のみ心をこの
蓮如が分かるはずもないじゃありませんか」
という所にたたれているのです。

一切経を読み破られた親鸞聖人が言われているのです。
そのお言葉に従っていけばいいのです。
理由なんて詮索しなくても問題ありません。

テレビはつけるとうつりますが、
その理由は知ろうが知るまいがうつるのです。

親鸞聖人も蓮如上人も名号本尊にされたのです。
実際に親鸞聖人はたくさん名号を書かれています。
その裏には愚禿親鸞敬信尊号と書かれています。
実際に善知識がそのように言われています。
だからそのようにしたらいいのです。