仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

仏教の先生の条件

今日は成人式、いかがお過ごしでしょうか。
成人にちなんだ話。


仏教の教えを私たちに伝えるのは大変です。
私たちはなかなか受取れません。
仏教に説かれる真実を体得し明らかにして下される方、
仏教の正しい先生が少ないのです。

阿弥陀如来 の本願を正しく伝える方、
善知識は信心獲得の体験と深い教学、
この2つがなければ伝えられません。


江戸時代、好色五人女
八百屋のお七という少女がいました。

彼氏に会いたいために火付けをして捕まりました。

当時火付けは、火あぶりの極刑。

悪気のないことを知った奉行が、
お七を何とか助けたいと思い、
白砂に引き出されたお七に、
「これお七、うそをつくな」と怒鳴りました。
蚊の鳴くような声でも「はい」といえば、
無罪放免してやろうと思いました。

ところが、お七は助かりたい一心で、
正直なほうがいいだろうと
「いえいえ、間違いなく私が火を付けました」
といいました。

そこで奉行は、
「お前は未成年だろう」
と怒鳴ります。

蚊の鳴くような声でも未成年だと言ってくれたら、
罪を減らしてやろうと思ったのです。

ところが、お七は助かりたい一心で
正直なほうがよかろうと、
「いえいえ私は間違いなく成人です」
と言ってしまいました。

それで、仕方なく奉行は、法律通りに火あぶりにした。

それを当時の人々が憐れんで、

恋で身を焼く 八百屋のお七 飛んで火に入る 夏の虫

とうたいました。

どうすればお七が助かったでしょうか?
奉行の心を知り伝える人がいれば助かりました。

奉行の心知っていないといけません。
奉行の側近でなければなりません。
風車弥七のような人

阿弥陀仏は何とか十方衆生を助けんと力尽くされています。
私たちも何とか助のですと思っています。

が、善知識がおられなければ絶対に真実分からない。
助からない。

善知識
阿弥陀如来の御心が分かっている人です。
信心決定した時に分かります。

どうしたら伝える事ができるか
仏教を伝える方法を知ってなければなりません。

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