仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

因果の道理と阿弥陀如来の本願

阿弥陀如来の19願は、わかりやすく言うと
「善をせよ、助ける」
ということです。

これは方便ですが、
因果の道理は方便ではありません。

善をせよ、というのは方便願です。
「善をせよ、できないけどね」
ではまずいから、
その気にさせるためです。

本当はできないことを知らせるためのものだからです。
因果の道理は大宇宙の真理です。
18願まで導かんがための方便です。

因果の道理を方便といってはなりません。
弥陀の本願も因果の道理に反するものではありません。

善悪を越えた世界ですが、
因果の道理の
善因善果
悪因悪果
自因自果

で知らされるのは、善のできない、まことの自分です。
因果の道理では私達は救われません。

こういう真理がだとしたら助かりません。
救いがありません。
地獄しか行き場のないのが私達です。
深く深く沈みます。

船に乗せれば、石は沈みません。
沈む自性のままで救うには大きな船が必要です。
船が縁です。

とてつもない業因を抱えた私達ですから
どでかい石にはどでかい船が要ります。
大きな船、大悲の願船、難度海を度する大船です。
それが18願です。

19願、20願は18願へ導く方便ですが、
因果の道理を方便といってはなりません。

船は因果の道理に反しません。
因に縁が加わって、水に浮かびます。
因果の道理を曲げているわけではありません。
よくふまえておいてほしいと思います。