仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

虚しい生きる意味がわからない歌

昔、CDの売り上げランキングで
1位から5位までがみな若手の女性歌手だったことがありました。


5位が小柳ゆき、18歳、
4位がMISIAで23歳、
3位が椎名林檎で22歳、
2位が倉木麻衣で18歳
1位が浜崎あゆみで23歳でした。

 

なかでも浜崎あゆみの場合、
それまで出した19枚のシングルがすべてヒットています。

それだけでなくCD、LD、DVDを出して、
それがすべてヒットしました。

特に女子高生に人気があって、ちまたでは女子高生が、
浜崎と区別がつなくなるぐらい、真似をしていました。
それほど、心引かれていると言うことです。
一つの社会現象にもなりました。

そんな女子高生に浜あゆのどこがいいのかとたずねたところ
あのファッションがいいの。
歌のリズムがいいのと言った答えが返ってくるかと思ったら、
一番は、歌詞と答える人が多かったのです。

 

浜崎あゆみの歌詞に言えるのは、自分のことを偽らずに歌っている。

「私は両親離婚が離婚しているんです」とか

「私は中学の時はあまり学校に行かない不良だった」

ということをラジオ番組で包み隠さず言っていました。

松田聖子などは、実生活は、結婚 したかと思えば離婚と言った
スキャンダルな話題が豊富でありながら、人前では、ぶりっ子です。
実像と虚構があります。
そんな中、浜あゆは、正直に自分のスキャンダラス、
プライベートな事情や感情を表現しています。
実像のまま、虚像がありません。

ある音楽評論家は浜崎あゆみの歌詞を「自己紹介」と分析しています。

その歌詞に共感し
「私の気持ちを分かってくれている」
「あゆも同じなんだ」
と、おもっています。

そこで浜崎の歌詞を分析してみる。

「SEASONS」には

繰り返してく毎日に少し物足りなさを感じながら
不自然な時代のせいだよと先回りして諦めていた

毎日同じことの繰り返しでつまんない。
つまらない仕事が繰り返され、ノルマをこなしたと思ったら
またやってくるノルマ。
聞こえてくる声は、
「だるいなー」
「つまらねーなー」
「なんかおもしろいことないー」
「おれ死んどったわー」
物足りなさをかんじています。
こんな毎日のいま、また、未来に希望を見出せません。
この虚しい心を、人のせいにします。
「上司が悪いー」
「家庭がわるいー」
うちの親は、仲が悪く、それで、こんな自分になってしまったんだ。
私がいる職場の雰囲気が悪いーといいます。

人間に生まれた満足がありません。

何のためにいきているのか、
生きる意味がわからないのです。

本当の生きる意味は仏教に教えられています。

true-buddhism.com