仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

生きがいと生きる目的

私たちの人生を海にたとえると、
苦しみ悩みの波が次から次とやってきます。

なんの支えもなしに生きているのはあまりにも苦しいから、
とにかく目の前にある
丸太や板きれにすがらずにはいられません。

お金・地位・名誉・財産・結婚・子供・健康。
こういう丸太に向かって、
みんな泳いでいるんですね。

これは趣味や生きがいをたとえたものです。

鈴木その子が150億円の財産をもっていたそうですが、

みんな、いろんな丸太にしがみついています。

ところがどれだけ頑張っても、
ずっとしがみつくことなんかできないんですね。
くりっとひっくり返って、
また塩水を飲んで苦しまねばなりません。

そんな浮いたような人生だから、
この世を浮き世と言われます。

宝くじで大金を当てたばかりに、
人生が狂ってしまった人もいます。

金メダルを取ったばかりに、
自殺に追い込まれた円谷幸吉という人もいます。

裏切られてはつかまり
裏切られてはつかまっているわけです。
そうやって必ず裏切られる丸太しかないのに、
泳いでいるわけです。

しかも、過去に何度も裏切られているのに、
また、別の丸太にしがみつこうとしています。


大船に乗れよといってくれているのに、
丸太を求め続けるんですね。

もっと形のいい丸太、大きな丸太を目指すわけです。

どんだけ大きくても、
浮いてるんだから絶対裏切られるんだぞと
叫ばれたのが親鸞聖人で、
絶対裏切らない大きな船があるから、
早くこの大船に乗ってくれよ、
それが本当の生きる目的だと叫び続けておられるのです。