一切の滅びる中に滅びざる真実もとめてただひたすらに
この世は諸行無常の世界です。
この世の一切、すべてのものは滅びていく、崩れていく、
ということです。
これが真理です。
このビデオにも教えられている通りです。
これを歎異抄では、
「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界」(歎異抄)
といわれています。
親鸞 聖人のお言葉です。
ところが、そういう無常の世の中ですが、
決して崩れない幸せがあるんですよ、
と親鸞聖人が教えられています。
この真実を獲得する所まで
進んでもらいたいということです。
進むということは仏法を聞く、
ということです。
人間に生まれてきてよかった、
ということが必ずあります。
ですからそこまで進みなさい、
と教えられているのが仏教です。
世界に宗教というものがたくさんありましても、
生きる意味を知らされる宗教は他にはないのです。
本当の生きる意味がはっきりするところまで
聞き抜いてもらいたいと思います。