もし人間に生まれていなかったら

もし私たちが人間に生まれていなかったらどうなっていたでしょうか。

仏教では「六道」と教えられています。
「六界」とも言います。

人間に生まれるずっと前から、
６つの世界を生まれ変わり、死に変わりしてきました。

六道とは、
地獄、餓鬼、畜生
修羅 、人間、天上

この６つの世界を生まれては死に、生まれては死に、
を繰り返してきたということです。

ある時は、修羅界界という世界に生まれては死に、
ある時は天上界という世界に生まれては死に、
あるときは餓鬼道と言う世界に生まれては死に、
と、生まれては死に、の生死を繰り返してきました。

これを
輪廻転生
六道輪廻
と言います。

生まれては死に、を繰り返して、同じ所を
グルグルグルグルと繰り返してきました。
輪というのは、際限がないということです。
終わったと言うことがありません。

六つの世界を、車の輪が回るように、
グルグルグルグルと回ってきました。