君たちはどう生きるかという本がベストセラーになっていますが、
生きる目的 は書かれていません。
しかし親鸞 聖人は教えられています。
本当の生きる目的は何か、ということを
親鸞聖人のお言葉で書きますと、
無碍の一道です。
苦しみの根元を破って、
無碍の一道という本当の幸せになることだと
教えられています。
碍とは、碍(さわ)りということです。
生きていく上で、どういう碍りがあるでしょうか。
人間関係の碍り、仕事のトラブル、碍りだらけです。
そういった碍りが碍りとならなくなる
たった一つの世界です。
たった一つというのは絶対と言うことです。
そういう世界があるぞ、と言われています。
全人類の人生の目的は無碍の一道に出ることだと教えられています。
現代の言葉でいえば、絶対の幸福です。
今死ぬ、となっても「私の人生これ一つのためだった」という、
今死ぬとなっても崩れない絶対の幸福です。
これが人生の目的だと教えられています。