仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

法然上人と親鸞聖人の著作の共通点

浄土真宗を開かれた親鸞聖人のお師匠様は
浄土宗を開かれた法然上人です。

弟子である親鸞聖人の任務は
師匠である法然上人の御心を
明らかにすること以外にありませんでした。

法然上人が阿弥陀如来の本願一つを
明らかにされて書かれたのが選択集です。

お師匠様である法然上人の選択集の御心を
明らかにされたのが教行信証です。
その教行信証を書かれたのが関東におられた時です。

その教行信証は亡くなられるまで修正を加えられました。
お亡くなりなるまでどうしたらお師匠様の御心をあきらかにできるか
と修正に修正を加えられた。

法然上人にはたくさんのお弟子がありました。
親鸞聖人から見るとはるかに先輩で高弟・上足といわれる人達がたくさんありました。
しかし、法然上人は親鸞聖人に選択集の書写を許されました。
それは、法然上人のみ心を一番親鸞聖人が正確に迅速に
多くの方に伝えることにずば抜けておられました。

三大諍論というのも阿弥陀如来の本願をについて
法然上人のみ心を間違っていたことを正されたことです。
こういうところからも親鸞聖人がずば抜けておられたと言うことがわかります。

選択集の教えを一言でいうと「捨閉閣抛」です。

それすみやかに生死をはなれんと欲わば、二種の勝法のなかに、
しばらく聖道門を閣きて、えらんで浄土門にいれ。
浄土門にいらんとおもわば、正雑二行のなかに、
しばらくもろもろの雑行を抛てて、えらんで正行に帰すべし
法然上人『選択本願念仏集』)

それを教行信証にも引用されています。
それを明らかにされた教行信証は「三重廃立」です。

法然上人は私達の後生の一大事を解決できる仏は
阿弥陀如来しかおられません。
だから、阿弥陀如来一仏に向けよと教えられたのです。

当時、仏教の本というのは阿弥陀如来の本願と関係のないものばかりです。
聖道仏教ばかりだから、それらのものは捨てよ、閉じよ、閣けよ、なげうて
と教えられたのが法然上人です。
その法然上人の御心を明らかにされたのが
三重廃立の説かれている教行信証です。