世に言う、宗教と言われるものも、その宗教によって、
私たちが幸せなよい運命を受けるために教えられているものです。
世界には二大宗教というものがあって、
これがキリスト教と仏教です。
ところがこのキリスト教と仏教は
その根本的なところで全く違った宗教なんです。
まあ、宗教とは似たような事を教えてて、
似たような事を言ってんだろうと
こういう人があるんですけれども。
このキリスト教というのは、
私達の運命が一体何によってきまるのかという
人生の根本的な問題において、全く違います。
仏教とキリスト教とは。
キリスト教では何によって自分の運命がきまると教えているのか。
キリスト教では、神というものが存在して、
神によって運命が与えられると教えられます。
神によって、世界が作られ神によって人間も作られ、
そして運命も神によって決まります。
先ほど、運命が何によってきまるのか、
誰が私達の運命を決めるのかという根本的な問題において、
キリスト教では、私達の運命は、神によって決められ、
神によって与えられえると教えられます。
仏教では、自業自得であり因果応報です。
自分の運命を生み出すのは自分のカルマですから、
自分の行いが運命を生み出すのです。
このように、宗教といったらどれも同じというのは間違いです。
