大切な運命ということについて
キリスト教では、この世界も、私達人間も、神が創ったと言い、
私達の運命も神によって決められたと言われています。
だから、よい運命なら神様ありがとう、ゴッドブレスユー・神の祝福です。
悪い運命ならオーマイガッ!
神に祈れ、神に拝めと言うのがキリスト教の教えです。
それに対して仏教では、運命を創って与える神などいない、
私たちの行為が私達の運命を生み出す。
私達の運命は、私達の行為によって決まると教えられています。
これを仏教では自因自果、世間一般では自業自得くと言われています。
自因とは自分の原因、自分のまいた種ということで、
自分のやった行為ということです。カルマともいいます。
果とは結果で、受ける結果ということですから、運命ということです。
ですから自因自果というのは、
自分の行為が自分に運命をもたらすということです。