仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

理解して差し上げるのも布施

布施について具体的にどうすればいいか研究してみましょう。

布施とは、与えるということです。

与えるといってもお金や物だけではありません。
相手の話を聞いて、理解してさしあげることも、布施です。

まず、なるほどとうなずきます。
心で「何を同じ事100回言ってんだよ」と思っても
「なるほど」とうなずきます。

「124回目ですね」とは言わずに、
「メモ取らせて下さい」とか言います。

相手は言いたいのだから。


スポークスマン、部長や課長が何かをアナウンスする場合。
スピーチするひとではなく、たとえば次の立場の人が、
みんなを静かにさせます。

また、部長が何かを発表した時、
「集合して下さいね」
結局集合場所を言っていないと。
聞いている人はゆとりがあります。

聞いている立場で、あれが抜けたなと、
つっこみを入れたり、質問したりします。
サジェストする、フォローします。
発表する人はゆとりがありません。
これが大事です。

こういうのも布施の一種です。

これは因果応報で、ものすごくいいことあります。