四聖諦は仏教の基本的な教えで、
これを否定する人はありません。
苦諦-人生苦なりという真理
集諦-苦しみの原因を教えた真理
滅諦-苦しみが滅した世界を明らかにした真理
道諦-救われる方法
これらの中身については、通仏教では、このようになります。
苦‐病状‐四苦八苦
集‐病因‐煩悩
滅‐全快‐涅槃
道‐治療法‐八正道
ところが、八正道によって煩悩をなくし、涅槃に至ることができた人は、
これまでお釈迦さまただ一人です。
それ以外の人は誰もできません。
そのため、すべての人を救おうとしておられるブッダの慈悲からすると、
四聖諦の中身はこのようになります。
苦‐病状‐後生の一大事
集‐病因‐後生暗い心・心の闇
減‐全快‐無碍の一道・信心決定
道‐治療法‐阿弥陀如来の本願・聴聞
これは幾億兆の人が救われた道です。