すべての人は、煩悩具足だと仏教で教えられています。
煩悩具足とは、煩悩の塊ということです。
煩悩というのは、欲望と怒りと愚痴など、私たちを煩わせ悩ませるものです。
その煩悩によって、悪を造り、私たちは因果応報で苦しまなければならないのです。
それを解決するのが仏教です。
煩悩具足だから、罪悪深重です。
煩悩によって造られるのは罪悪です。
煩悩の塊だから、悪の塊です。
だから、罪悪造らずに生きてくってのは、煩悩なくすってことです。
できますか?
煩悩なくせば、罪悪造らずに生きてけますよ。
だけど、それができるかってことです。
仏教を聞いているとか聞いてないとか関係ありません。
仏教講座とご縁があるとなかいとか、何か関係ありますか?
人間は煩悩の塊ですから断ち切れません。
欲望を断ち切る。
そんなことをしたら、生きてけなくなります。
罪悪を造らない身になるためには煩悩断たなければならない。
だから聖道門仏教は山の中に入って、煩悩を断ち切る為に出家をして、戒律を守り、血みどろの修行をします。
煩悩断ち切ろうと、真剣白刃の戦いに身をゆだねています。
それでもできないんです、煩悩を断ち切ることは。
ですから、煩悩あるがままで、絶対の幸福になる道が説かれているのが仏教です。
それが煩悩即菩提です。