仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

ブッダの説かれたことは一つだけ

ブッダの説かれたご説法は、後生の一大事しかありません。

わが身の一大事という事を思い出す為には、3つのポイントがあります。
1つには、諸行無常で、自分は必ず死ななければならないということです。

2つには、自分がしか思えないということです。

3つには、因果応報の因果の道理は大宇宙の真理だということです。

 

ブッダはそのように説いておられるんです。これしかないですから。

これらによって後生の一大事が引き怒るのです。

ところが私たちは、これを1年聞かせて頂いても、2年聞かせて頂いても、おとぎ話のようにしか思えないんですね。
無間地獄、そんなものどこにあるんやと。
おとぎ話のようにしか思えません。
1年聞いてもそうでしょ。
2年聞いてもそうでしょ。

この世のこととなると、命をかけれるんです。
仕事とか、勉強とか、スポーツだとか、旅行とか、趣味に没頭するとか、彼女作るとか、金儲けに走るとか、子育てとか、まあ色々あります。

これさえできれば、この世の極楽、満足のいく人生が送れるんでないか
と思ってやっていることばかりですよ、これらは。
この世のことです。

私たちは、欲望を満たすことには本気になれるのですが、仏教を聞くことには本気になれないので、いつまでも苦しみが終わらないのです。

ですから、あなたが仏法を聞いて、この求道聞法の道のりが苦しくなったとき、それは欲望のことは考えられるけど仏教のことは考えられないからですから、思い出されたらいいのは後生の一大事です。