仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

科学を包む仏教

科学 を包む仏教』という本があります。

水原舜爾という方は亡くなられましたが岡山大学の医学部の名誉教授で90何歳まで長生きした。
バリバリの理系ですね。
この本を出す前にでたのが『科学 から仏教へ』という本です。
1980年ごろのだいぶ古い本です。

科学 を包む仏教』は平成入ってからの本です。
水原舜爾は、国立大学で医学部の教鞭をとられながら仏教の勉強もされていました。
これを発刊されたのは大学を退官されてから若者に仏教を聞いてほしいと思われてのことです。

科学 を包む仏教』科学 よりも仏教が上なんだということです。
このような本を他にももう2冊出されています。

科学 が取り扱うことのできる領域は、物質とエネルギーのみです。
人間の心には探求のメスを入れることができません。


したがってものと心のあり方を包括する仏教を科学 的知識のみで説くことはできません。

しかし仏教の教義には存在論や人間の深層心理を説いた唯識がありますので、これらを説明するのには仏教しかありません。

存在論は私のみたところ科学 と矛盾しないばかりか科学 の進みゆく究極のところを先取りしているのが仏教

ですから仏教は科学 的知識を導入して

科学 の進むゆく究極のところを先取りしているのが仏教だと国立大学の医学部の名誉教授が本に書いて出版されています。
こういうことは普通知られていません。

ということは仏教といえば宗教の1つで迷信だ。
拝めば何かいいことあるかもしれないと思っています。


最近の仏教のイメージは葬式法事です。
死んだ人にお経読んだら死んだ人が浮かばれると言います。
若い人はそんなの迷信だと思います。
何か意味わからないで聞いている人は早く終わらないかなと思いますが、死んだ人にはあれが嬉しいんだろうなと思います。
若者はそんなこと思いません。
早く終わらないかと思うだけです。

そんなことおもって仏教も迷信だと思いますが、仏教を知っている人は科学 の進みゆくところを先取りしているといわれます。
科学 がこの100年間、相対性理論とか量子論といわれる今までになかった分野に来ました。

文系の人には申し訳ないけど理系の人は聞いたことあるでしょ。
文系でも知ってる人もあると思います。

アインシュタイン相対性理論ともう一つの柱、量子論です。
この2つが100年間の現代物理学といわれる最先端です。

このレベルまで来て初めて仏教はすごいな。これらをはるかに超えた内容を仏教に教えられていると書いてあります。

E=mc2のことが書いてあります。
見えないエネルギーと質量をもった物質とは根本的に等価であるということをアインシュタインがやっと20世紀に発見したが、経典には2600年前に明かされています。

20世紀に入ってからやっとこういう関係に気づいたわけですが私の考察が正しいとすれば2600年前からお釈迦様はこの関係に気づいておられたわけですから仏教は科学 の進みゆくところを先取りしていたということになります。

そして、科学 のような合理的な前提の上で、本当の生きる意味を明らかにされているのが仏教です。

西洋のはるかに先を行っています。

 /p>