そろそろお盆ですが、いかがお過ごしでしょう。
あなたは生きる意味がどれ位大切なものかご存じでしょうか?
生きるということは、生きて行くとも言われます。
それは私たちはどんどん生きて行くからです。
昨日から今日、今日から明日へと生きています。
禅宗の僧侶、一休は、
「世の中の娘が嫁と花咲いて嬶としぼんで婆と散りゆく」
と歌いました。
私たちは、小学校、中学校、高校と生きていきます。
ですから人生は、ちょうど、マラソン選手が走るようなものだと言われます。
人生は、短距離走というより、マラソンです。
それはどんどん私たちは生きて行くからです。
マラソンでいえば走って行くということです。
では、マラソンする時に一番大事なのはなんでしょうか。
ゴールですね。
ゴールがないマラソンというのは、地平線しか見えないところを走っているようなものです。
最後は、どうなるかというと、走り倒れあるだけです。
だからゴールがあります。
ゴールはあってもなくてもいいものではなくて、なければならないのです。
ここにゴールがある、そうなれば、そのゴールに向かって走ろうとなります。
では、私たちの生きる目的は何でしょうか。
目的なしに生きたら、最後、死ぬだけです。
これでは悲劇です。
昔、XBOXというゲーム機のCMがありました。
病院でお母さんが子供を産んで、空を飛んで行く。
その間に小学中学、そして最後、墓場にドーンと。
これでは悲劇です。
そんなCMみて、学校に行こうと言う気にはならないということで放送禁止になりました。
目的なしに生きるのは虚しいだけです。生きる意味がなくなります。
では、本当の生きる目的を果たしてこそ、生きる意味があります。
その本当の生きる目的が明らかにされているのが仏教なのです。