生化学会の会長の水原舜爾先生は、 こう言っています。
仏教は、現代科学にちっとも矛盾しないばかりか、
これから科学が進みゆく究極のところを先取りした感があります。
(科学時代の仏教)
科学者が、科学の先ゆくところを先取りしているのが仏教だと言っています。
科学者ではない一般の人でそう思っている人はいるでしょうか。
普通は逆です。
科学が先で、
科学にあうのが正しくて
合わないのが間違っていると思っています。
「科学的」という言葉を権威をもって用いる人が多くあります。
科学が一番、最高と思っています。
そういう人が一番、多くあります。
水原先生は反対です。
「科学を包む仏教」と言っています。
科学が取り扱う範囲は物質だけで、精神的なところは対象外です。
科学に合わないことを否定してはならないということです。