キューブラー=ロスに学びたいと思います。
キューブラー=ロスという人は、スイスに生まれました。
1957年、医学部を卒業しています。
そして、死にゆく人をみとる仕事を続けて、『死ぬ瞬間』という本がベストセラーになります。
ホスピスの先駆けのような活動をした人です。
そして、1万人以上の死にゆく人に、愛に生きる、無条件の愛を教え、死の受容を説いてきました。
死は受け入れられると主張する生涯を送りました。
ところが、最後、脳卒中で寝たきり二なりました。
もういよいよ自分が死ぬときには、
「神はヒトラーだ」といっていた。
愛があれば受け入れられるはずなのに、とても死を受け入れることはできない。
自分の信念がひっくり返りました。
最後、「愛の話しはしたくない」と言っていました。
これは、キューブラー・ロスのこととおもったら、臨終に後悔します。
自分のことと聞かないといけません。
やってきことは時間とお金の無駄だったといっていました。
このことをブッダは真実の教といわれる『大無量寿経』に説かれています。
自分の命が終わるときに、後悔とおそれが代わる代わる起きてくるということです。