他力の信心には蓮華のような特徴があります。
その一つが、一花多果の徳です。
蓮華は、一つの花にたくさんの実がなります。
それと同じように、信心獲得すると、数限りもない幸せになります。
無限の幸せになれるのですが、数え切れないと私たちには分からないので、それぞれ説かれたり、10にまとめられたり、色々な教え方がされています。
その中に、冥衆護持の益という幸せがあります。
護持というのは、守られるということです。
冥衆というのは、かたあかりの人々ということで、向こうからは私たちが見えますが、私たちからは見えない菩薩や神などです。
昔、ボディーガードという映画がありました。
4人のガードマンに守られても、安心です。
昔、1億円拾った人が、警察に届けたら、半年経っても持ち主が現れなかったので、ガードマンにまもられてお金を受け取りに行きました。
ガードマンがいないと心配になります。ガードマンがいると安心できます。
他力の信心を獲得すると、大安心の心になるということです。
では、目に見えない菩薩や神というのは何でしょうか。
最近の物理学ではこの世は11次元という話があります。
11次元は私たちに理解できません。
しかし11元の人から3次元の人は見えます。
向こうだけで見える世界はあるということです。
以前なら、分からなかったが、今ならなるほどと、理解できます。
そういうたくさんの菩薩や神にいつも守られる身になれる、ということです。