仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

私たちの人生の土台

私達は生を土台にしている。
命あってのものだね。

お金も地位も名誉も家族も登山などの趣味も仕事も大前提が、生。


ニュースで女性のサーファー、世界的な有名な女性。
片腕をサメに食われた。家族もニコニコしている。
死なずに済んだから。良かった良かったと喜んでいた。
命あってなんぼのもの。

しかし、生はしっかりしたものか。
誠に儚いもの。
壊れやすいもの。
いつ死ぬかわからないから不安に覆われている。

こういったもの、一つ失っても苦しむ。
ボーナス、電車で疲れて帰っていた。
駅について下りたらボーナス入っていたカバンを忘れた。
ドアがぴしゃんとしまってしまった。

後で聞いたら
「そんなカバンありませんでしたよ」
と言われた。

大地が崩れるようなショック。
まして家が火事で財産を失った。
出世した。

しかし、一つのミスで左遷。
これまたショック。

土台になっている生があてにならない。
いつ崩れるか分からない。
死は100%くる。
土台から崩されたら全部崩れる。
一人ぼっちで死んでいく。
これが確実な未来。
だから今も不安。

お金や物はあてにならない。
信念、度胸、勇気、前向き
などは、ごまかし。
生が土台。

ここを何とかしなければならない。


死は受け入れられる?『死ぬ瞬間』のキューブラー=ロスの死のプロセス