誰もが、「うれし」「たのし」「大好き」を求めている。
なぜそうなれないのか。
それは、求めている幸せが続かないところに
原因があるんです。
みんな幸せになりたいと思いますが、
それは今あって明日なき、色あせてしまう、続かない、たよりない、崩れる、
そういう幸せを求めているのではないはずです。
今さえ、楽しければいいとは思わないはずです。
浜崎あゆみ
「今日がとても楽しいと明日のきっと楽しくて
そんな日々が続いてくそう思っていたあの頃」
今日が幸せなら、明日もそうであってほしい。
それが本音。
そうなりたい、と求めている。
それがなぜ生きるか、の答え。
それを鎌倉時代の古典、歎異抄には、無碍の一道。
無碍、というのは、障りとならない、ということ。
一道というのは、一というのは、変わらない、崩れない、ということ。
「いつ死んでも我が人生悔いない」という身になれるのだ、
と教えています。
それがなぜ生きるの答えなのだ、と書かれています。