人間はいついかな時でも自惚れているということを仏教では七慢といわれる。
人は七通りに自惚れているということ。
自分は素直な者と思っているのも自惚れなら、自惚れをなくせると思っているのも自惚れ。
赤いフィルムがメガネがはりついているようなもので、
どんなに正しく見ようとしても、最初からもう赤い。
自分の姿を見せなくしてしまうのが自惚れ。
自分より下の人と必ずくらべる。
点数悪くてもあいつよりはましだと思う。
いつもそいつの点数を気にする。
たまに抜かれると超ショック「おかしい」という心はおさまらない。
ジャイアンとスネ夫は、いつものび太に点数聞きに来る。
たまに抜かれると
「おかしいのび太のくせに」
「そうだのび太のくせに生意気だ」
といって余計いじめる。
刑務所に悪人はいない。
みんな自分にはこういう事情があったから仕方がなかったと思っている。
「あいつよりはまし」
「この人よりまし」
そういう人をつくって安心する。
自分で自分を見つめる限り、永遠に美化された、底上げされた自分しか見れな
い。
本当の自分はわからない。
では、どうすれば、本当の自分が分かるのか。
それは法鏡で分かる。
法とは真実、真実を映す鏡
それは何かについては以下のビデオに出ていた。
自分自身を探し出す方法【真実だけを映し出すたった一つの鏡】(ブッダの遺言)