仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仏教をせっかく聞いているのに原点である後生の一大事が抜けていると?

仏教は後生の一大事を知るところから始まり、後生の一大事の解決に終わります。 仏教を聞いていても、すべての原点である後生の一大事が抜けていると、今辛くて苦しいとなって、逃げ出したくなります。そんな状態だと、人間関係が辛くて仏教が聞けなくなりま…

臨終に知らされる後生の一大事

仏教は後生の一大事を知るところから始まり、後生の一大事の解決で終わります。後生の一大事とは、死んだらどうなるかの一大事のことです。 私たちは、100%必ず死んで行かなければなりません。誰も関係ない人のいない問題が後生の一大事です。 ところが…

ブッダの説かれたことは一つだけ

ブッダの説かれたご説法は、後生の一大事しかありません。 わが身の一大事という事を思い出す為には、3つのポイントがあります。1つには、諸行無常で、自分は必ず死ななければならないということです。 2つには、自分が悪しか思えないということです。 3…

煩悩をどうすればいいのか

すべての人は、煩悩具足だと仏教で教えられています。煩悩具足とは、煩悩の塊ということです。 煩悩というのは、欲望と怒りと愚痴など、私たちを煩わせ悩ませるものです。その煩悩によって、悪を造り、私たちは因果応報で苦しまなければならないのです。それ…

仏教で一大事とは

仏教で一大事というのは、一度おこってしまったなら、二度と取り返しのつかないことです。それを一大事といいます。世間でもよく一大事と言いますね。例えば、家事で家が丸焼けになってしまうと、それは一大事だと、みんな言います。 また、主人が交通事故に…

生きるために生きる

なんのために生きるのか聞くと、生きるために生きると答える人があります。 気が利いているようですが、生きるために生きるというのは意味がありません。単に生きる意味がわからないから生きるために生きると答えているだけです。 生きることを歩くことにた…

国木田独歩の臨終

国木田独歩という文学者がいます。熱心にキリスト教を信じていました。 ところが死が近づくにつれて、キリスト教で本当に救われるのかという疑いの心が日増しに大きくなってきました。 そして自分をキリスト教に導いてくれた植村正久に質問したところ、祈り…

なんで死ぬのが怖いのか−スピリチュアル・ペイン

何で死ぬのが怖いのかというと、多くの人は肉体的な苦痛が嫌だからだと思います。 例えばガンの末期はものすごく苦痛です。皮膚癌なら全身がかゆくなります。皮膚の裏側がかゆくなるのでかけません。気が狂いそうになります。そしてそれが痛みに変わってしま…

アメリカ留学で英語ができても話すことがない

学生時代、よくアメリカに留学する人があります。 ところが留学生は、せっかくアメリカに行っても、なかなか話をしていません。なぜかというと話す事がないからです。 人種の壁、言葉の壁を乗り越えてまで話をすることなんてそうはないんです。話すことがあ…