2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
どんなたよりにしているものも最後は必ず崩れてしまいます。 それをおっしゃった蓮如上人のお言葉があります。 まことに死せんときは予てたのみおきつる妻子も財宝もわが身には一つも相添うことあるべからず。されば死出の山路のすえ・三塗の大河をば唯一人…
大学を選ぶとき、就職先を選ぶとき、本当にここで大丈夫だろうかと不安になったと思います。 裏切られたら大変だからです。大学を選ぶときに、すぐ決める人はいませんね。それぞれ比較検討して、決めます。 大学を決めるときでも、色々な大学を検討して、自…
健康とか親というのは、普段あまり気にしていないけど、失ってみて、いかに大きな心の支えであったか知らされるものです。 健康でいられると思うから、明日の予定とか来週の予定とかを考えるのであって、いかにあてにしているかということは、毎日の食生活を…
私たちの人生を海にたとえると、苦しみ悩みの波が次から次とやってきます。 なんの支えもなしに生きているのはあまりにも苦しいから、とにかく目の前にある丸太や板きれにすがらずにはいられません。 お金・地位・名誉・財産・結婚 ・子供・健康。こういう丸…
浄土真宗を開かれた親鸞 聖人は、世界的に非常に注目されています。ほとんどの人が素晴らしい人と言われます。 しかし、その教えのどこが素晴らしいのか、説明できる人はほとんどいません。 なぜ生きるという本当の生きる目的をハッキリと教えられた方なんて…
戦争のとき「欲しがりません、勝までは」アメリカに勝てばと思っていました。 その後日本は金持ちになれば幸せになれると頑張りましたが、今は流行りません。 みんなわかっちゃったから「金持ちになっても幸せになれないこと分かるから」、政治運動も流行り…
すべての人は幸せ、安心満足安らぎを求めています。勉強するのも、勉強せずに遊んでいるもの、結婚 する人も、離婚する人も、「幸せを求めている」には違いはありません。 自殺する人もそうです。今のこの苦しみから抜けたい!このことだけしか考えていませ…
一切経といいますと7000余巻もありますし、非常に難しいこと説かれていますのでとても理解できません。ですからバイブルのように日本語には翻訳されていません。 キリスト教の聖書の内容なんて伝記みたいなもんで、大したこと無いですから、翻訳は簡単で…
仏教では心を重くみられます。 口や身の行いをどれだけよくしようとしても、心が元ですから、元である心が最も重要なのです。 仏教では心の種まきを最も重視することを言われた一つのエピソードがあります。 明治時代の禅宗の僧侶に原担山という人がありまし…
マイケル・ジョーダンは、現役バリバリの活躍の最中、突然引退を表明しました。それを聞いた人はみなジョーダンじゃないかと思ったけれど、ジョーダンじゃなくて本当にジョーダンのことだった。 引退理由を聞かれて、疲れたともらし、引退後何が一番したいで…
親鸞 聖人が阿弥陀如来 に救い摂られるまでの唯一の体験談が三願転入です。 このお言葉です。 ここを以て、愚禿釈の鸞、論主の解義を仰ぎ、宗師の勧化によりて、久しく万行・諸善の仮門を出でて、永く雙樹林下の往生 を離れ、善本・徳本の真門に廻入して、偏…
真実の仏教は、一念に絶対の幸福になれます。 これを覚如上人は、「真宗の肝要は一念往生 をもって淵源とす」といわれています。 絶対の幸福になるのに時間はかかりません。 他の宗教では、ご利益のためには、「お尽くしが足りん」「布施をするぞ、布施をす…
かの心行を獲得せんこと、念仏往生の願成就の信心歓喜乃至等の文をもって依憑とす。この外未だ聞かず。(覚如上人) 覚如上人の改邪鈔にあるお言葉です。 覚如上人は親鸞 聖人のひ孫さんにあたる方で浄土真宗では3代目の善知識にあたる方です。親鸞聖人から…
阿弥陀如来に救い摂られたら、限りない幸せを頂きますが、無限の幸せを10にまとめて「現生十種の益」といわれます。 生きているときに10の幸せを頂くということです。 その中に、「常行大悲の益」があります。幸せは仏教で「利益」といいますが、常に大…
昔、CDの売り上げランキングで1位から5位までがみな若手の女性歌手だったことがありました。 5位が小柳ゆき、18歳、4位がMISIAで23歳、3位が椎名林檎で22歳、2位が倉木麻衣で18歳1位が浜崎あゆみで23歳でした。 なかでも浜崎あゆみの場…
徳川家康のエピソードで、この世で一番美味しいものは何かと聞いたという話があります。 そのとき答えた武将達は全員落第したのですが、局のお梶が「塩でこございます」と答えました。 なるほどと思った家康は、「ではこの世で一番まずいものは何か」と聞き…
よく、臨終ににっこり笑って死んで行ったから今頃極楽だろうという人があります。逆に、苦しんで死んだから地獄だろうという人もあります。 ところが死に様と救われたかどうかは関係ありません。 覚如上人はこのように教えられています。 然れば平生の一念に…
覚如上人の『執持鈔』にこう記されています。 一切衆生のありさま過去の業因まちまちなり、また死の縁無量なり、病におかされて死する者もあり、剣にあたりて死する者もあり、水に溺れて死する者もあり、火に焼けて死する者あり、乃至寝死する者もあり、酒狂…
ブッダが35歳から80歳までの45年間説かれたのが仏教です。 あまりにも素晴らしい救われた世界を体験したあなたにも早くこの世界に出てもらいたい余りにも素晴らしい世界に出たので、どんなに伝えようとしても、疑ったり、謗ったり、誤解したりするに違…
自分の種まきはわかっているというのが常識になっています。 それは自惚れています。 実は悪業をため込んでいても気がつきません。 親鸞 聖人のお言葉で言うと歎異抄後序に「されば若干の業をもちける身にてありけるを 助けんと思召したちける本願のかたじけ…
テーマは、生きる目的は何かということです。それは幸せになるためです。不幸になるために生まれてきたんじゃありません。幸せになるにはどうしたらいいのか、運命は何によって決まるのかという事です。 自分の未来がついてるかついてないか、どんな運命が待…
よく「ちぇっ」「ったく」「もー」という人がいます。 うまくいかない、ついてない時に思わずもらすため息です。 反対に「ラッキー」「ついている」「運がいい」とか、口にする人もあります。 これから先どんな運命が待ち受けているのか、誰しも大変強い関心…
毛利元就が言った話で有名ですが、一本の矢ならおれるが三本ならおれません。団結の大切さを示したそうです。 団結することによって一人一人の力でやっていたよりも2倍3倍の力を発揮することができます。 私たちがより求道に団結します。自他共に大切なこ…
団結を破る者を仏教では、五逆の者と教えられています。五逆罪は無間地獄に堕ちる無間業の大罪です。 ブッダは、一糸乱れない団結で、仏教を伝えなければならないと教えられているのです。 でも、いくら団結しようといっても、人の心は人それぞれなので、そ…
この世は無常の世界です。 諸行無常ですから、私たちも無常です。 明日どうなるか分かりません。 このビデオからもわかります。 一日も片時も急がなければならないのは魂の解決です。寝ても覚めても忘れてはなりません。 私たちの本当の姿は、邪見・憍慢とい…
私たちの人生で一番大事なのは、生きる目的です。 生きる目的は、信心獲得して絶対の幸福になることですから、一番大事な信心獲得することを本とします。 煩悩具足の私たちは目的を見失うのが自性です。常に決勝点を聞かねばなりません。 気を緩めると目的を…
新春や破満の徳に輝けり 新春を迎えた今、破満の徳に輝いています。破満とは、破闇満願のことです。 人生究極の目的は破闇満願の身になることです。破闇満願とは、中国の曇鸞大師のお言葉です。 心の闇を破って究極の願いを満たす。ということです。 仏教を…
こういう歌があります。 めでたくも限りある身の花火かな 結婚式をしたりすると、「結婚 おめでとうございます」といいます。 ところが、めでたくも限りある身の花火かな、あなたがふだん求めている幸せのことといってもいいです。 その幸せはどんなものなの…
露の身を生きながらえて迎う春今日の尊さ拝む一息 正月、迎春と言いますね。信心決定いたしますとこの激しい無常の嵐の中よくも生き長らえさせていただいたものという生命の歓喜が沸き上がります。 無常迅速の我が身なのに、よくも今年も、まだ生きているこ…
順境の時は欲の心、逆境の時は怒りの心で聞けないと言われます。 順境の時は逆境が来たら真剣になれると思いがちですが、そうではありません。 又逆境の時、この問題が解決できてから求めますという人がありますが、そんな風には行かないときばかりです。 今…