生きる意味
ブッダは、人間の8つの苦しみを四苦八苦で教えられています。 四苦とは4つの苦しみで生苦、老苦、病苦、死苦のこと。 なかなか死ぬということまでは心がかかりません。それは、経験がないから。経験のあることしか分かりません。 女性が苦しみを訴えるのに…
「天上天下唯我独尊 三界皆苦吾当安此」こうありますが、これも大事なところです。人生の目的は万人、すべての人に共通でありたった一つのものだということを道破。道破とは喝破と同じ。これは道とは言う。破は強調。言い切る、言い尽くすという意味。誤りを…
お釈迦さまは、地獄へ堕つる者は多く、人間に生まれる者は極めて少ないことを『涅槃経』に教えられている。 三悪道に堕ちる者は十方世界の土の如く、人間に生まれる者は爪の上の土の如し。 (涅槃経) これは、地獄に堕ちるものは非常に多い、 人間に生まれ…
九州に行くと、有明海というものがある。そこで伊勢早湾の干拓で海苔がとれないと困っている人たちがある。そこでこんどは水門を開けようとするとこんどは伊勢早湾側の人たちがふざけんなといって社会問題になっている。 海苔がとれないと生計が立てられない…
幸せというのは心の安心であり、満足のこと。たとえば司法試験合格、となると満足、満足となる。 温泉にはいると満足。これは私のこと、みんなあれが幸せ、これが幸せということになる。 幸せというのは何をやったら満足ができるか安心できるかというのが人…
泳げ鯛焼きくんという歌がある。宇多田ヒカル、あゆベストも300万枚もいってない。泳げタイヤきくんは300万枚。これは凄い。 子門真人という浜崎あゆみとだいぶちがう人がうたっている。 「毎日、毎日ぼくらは鉄板の♪」 これはサラリーマンもうたって…
料理人が材料集めに心奪われて、肝心な腕を磨くことをしなかったら美味しい料理は作れない。 家康があるとき、この世で一番おいしいものは何かと尋ねたことがあった。家来たちは、色々なおいしいものを挙げたが満足しない。 家康は局のお梶にそなたはどう思…
ミスチルの曲に「花」っていう曲があるんですが、その副題として「メメントモリ」ってある。ちなみにこの曲はボーカルの桜井くんが一番好きな曲だそうだ。 この言葉が副題になっているミスチルの「花〜メメント・モリ」にこう歌われています。 花Memento-M…
日本人って桜の花が好き!日本人と桜の花は深い関係がある。日本の国花でもある。英語でいえばチェリー・ブロッサム。ちなみにチェリーフェスティバルっていったら、日本の行事のことをいうんだって。琴でもあった。「桜てんてんてん桜てんてんてん」なんて…
大学生の日常の風景「ムチャだるい」「つかれたわー」「疲れることはしたくない」「何かおもしろいことないか」「ひまつぶししよう」よく、時間をつぶすということを、killtimeというが、これは自分の命の火を無駄に使うということであり、命を殺していると…
白血病と言うと思い出すことがある。夏休みに、18才のとき代ゼミに夏期講習に行った説き。 その部屋は長い机だった。真中のほうに入ると出られなくなる。 真中のほうに女性が座っていたので、遠くからやってきて、その後ろに座る。話をして電話番号を聞いた…
二十歳の人は、人生の設計を立てるときです。人生の設計図を立てるのが二十歳の頃だが、ビルでいうと、高いビル、かっこいいビル、おしゃれなビル、この設計図をいかにして描くかということも大事です。 もしビルを建てるなら、いかに不測の事態に備えを持っ…
人世間愛欲の中に在りて、独生れ独死し独去り独来る。(大無量寿経) 「人世間」ということですが、子供の頃に「人」というのはお互いに支え合っているという話を聞いたと思いますが、人間というのはどうも寂しがりやで、愛欲というのを持っているようです。…
生きる目的が大切というと、「目的がなくても生きていけます」という人がある。 「目的なしに生きるのは、生きれば生きるだけ死に近づくだけだから、死ぬために生きるようなもの。目的がないと意味もなく死んで行く人生になるだけだろう。大事じゃないか?大…
心の居場所ってことは最近よく取り上げられて、最近友達に見せてもらったノンノってざっしにもでていたんだね。私が定期購読しているわけじゃないよ。 そのノンノには「あなたが居場所がないと感じる時はどんな時ですか」ってアンケートがあったんだね。 そ…
私たちはつい狭い範囲で物事をみがち、人間関係がくずれるのも、ささいな誤解やすれ違いによることがほとんどといわれる。 例えばカエルのピョン太くんが、ピョン子ちゃんを池に突き落としている絵を見て何をしているところだと思いますか? この絵を見ると…
今日は浜崎あゆみさんに一言聞いてみましょう。 「幸せって口にすれば指の間からこぼれ落ちる」5thShingle「Dependonyou」より 「めざしてたゴールに届きそうなとき本当はまだ遠いこと気づいたの?一体どこまで行けばいいのか終わりのない日々をどうするの?…
芸能人でもてもての二人が結婚するとたいていいいことない。お互いに浮気の種がある。 男性の立場で考えると飛びきり綺麗な美人の奥さんはおちおち家を空けられない。浮気しているかも知れないから。 反対にとても格好良くて女性からもてもての男性が自分の…
人生はマラソンのようなもの。 ペース配分をよく考えて、よりよい生き方をしないといけない。 ところが、ショッキングなことをいっている人がある。 芥川龍之介は『朱儒の言葉』に「人生は狂人の主催するオリンピック」という。 私たちは人生という競技場に…
死んでゆくときはみな丸裸で一人旅立たなければならないと蓮如上人は教えられている。 死んでいくときはみんな丸裸。手ぬぐい一本持っていけない。生木引き裂かれる思いで泣き泣き死んでいかねばならない。 後ろ髪引かれる思いで死んでいかねばならない。そ…
幸せは他人と比べるか過去の自分と比べる幸せ。 これを相対の幸福という。比較している限り、上には上がいてキリがない。 本当の幸せがあるとするならそれは、他の人と比べて喜べるものではない。誰かと比べているうちは本当の幸せにはなれない。一人いて喜…
ノーベル賞を受賞した化学者に、利根川進という人がいる。京都大学の先生です。 利根川博士は、若い学生にとって、一番大事なことは、大事なものと大事じゃない物の区別をする、ジャッジメント能力だといっている。 くだらないことに時間を使うから失敗する…
未来の人生設計については「武蔵の剣法」が役に立つ。 宮本武蔵は剣聖と呼ばれた男、生涯60数度の戦いで一度も遅れをとらなかった。60数度の戦い、1対1ばかりの戦いではなかった。 例えば、宍戸梅賢(鎖鎌の名手)とその手下との戦い普通、戦うとき、…
2600年前、お釈迦さまは大無量寿経に独生独死独去独来と言われている。 「人世間愛欲の中にあって独り生まれ独り死に独り去り独り来たる」と大無量寿経に説かれている。 「愛欲」というのは、男女の愛欲ということだけではなく愛してもらいたい。愛され…
人間はいついかな時でも自惚れているということを仏教では七慢といわれる。 人は七通りに自惚れているということ。 自分は素直な者と思っているのも自惚れなら、自惚れをなくせると思っているのも自惚れ。赤いフィルムがメガネがはりついているようなもので…
虚しいと感じている大学生が8割を占める。 多くの人が虚しさ、満たされなさを感じて生きている。 これといって不満はない、面白いこといろいろやってるはずなんだけど、自分には何かが足りない、何かが欠けている。そう感じている人が多い。 それは一体何な…
人生を季節にたとえれば、秋の夕暮れ秋というと、「食欲の秋」「読書の秋」といわれるけれども、外へ出れば、今まで生い茂っていた木の葉も散っていき、冬に向かう。何か寂しいものがある。その上、夕暮れ時。カラスが「カーカー」と鳴いている。何かもの寂…
生きる時には、何かを信じる、頼りにする、あて力にしないと生きていけません。 私達、生きるということは、何かをたよりにしているということ。「人」という字はお互い支えあうということから、「人」とできている。大学生の私達、親をたよりにしている。そ…
豊臣秀吉は、尾張中村の水飲み百姓から、一代にして、太閤にまでのぼりつめた男です。 日本でいちばん出世した出世頭。太閤記はよく大河ドラマになって、今でもよく売れている。サクセスストーリーを地で行った人です。 聚楽第、大阪城、黄金の茶室、奥さん…
誰もが、「うれし」「たのし」「大好き」を求めている。なぜそうなれないのか。それは、求めている幸せが続かないところに原因があるんです。 みんな幸せになりたいと思いますが、それは今あって明日なき、色あせてしまう、続かない、たよりない、崩れる、そ…