仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

心の居場所と寂しさ

心の居場所ってことは最近よく取り上げられて、
最近友達に見せてもらったノンノってざっしにもでていたんだね。
私が定期購読しているわけじゃないよ。

そのノンノには
「あなたが居場所がないと感じる時はどんな時ですか」
ってアンケートがあったんだね。

その結果を見てみると、なんと
1位が友人、
2位が学校、
3位が家庭、
4位が恋人って言う結果だったんだね。

この結果を見て私はなんとも言えない気持ちになりました。
普通、友達がほしいと言うときは独りでいるのがいやだ。
話し相手がほしいと思うから、友達を探します。
ところが、その友達といるときが一番孤独を感じるんだって。

これはなぜかっていうと楽しくもないのに楽しい振りをしなくちゃ行けない
とか、笑いたくもないのに笑わなければならないとか、
親友だと思って相談したら、
「そんなこと知らないわよ」とか
「おまえそんなつまらないことかんがえてたの」
って冷たく言われたからなんだって。

本当は友達に相談したい悩み事があるんだけど、
それを言ったばっかりに
「おまえって暗いやつ」
って言われて友達を失うのが怖くて相談できなくて
友達といる時に孤独を感じる人も多いって言われている。

本当はわかってもらいたいのにわかってもらえない。
もっと自分を見てほしいのに見てもらえない。
理解しあいたいのに理解しあえないと言うのが実態なんだね。

だから独りでいる時よりも余計に孤独を感じる人が多いんだね。

学校にしても、入学した時から、周りの人としのぎを削って
「私今日はあまり勉強してこなかったとか」とか
「物理わからねえ」
と言って友達を油断させて、
自分はちゃっかり良い点をとるような心の駆け引きみたいなものがあるんだって。

だから、友達と話をしていてもどこまでが本当のことなのかわからないから、
あたり障りのことしか話ができないんだって。

しかも、先生もテストの点のことしか言わないし、
テストの点で人間の価値が決まると思っている先生も多い。

あからさまには言わないけど、そんな雰囲気をかもし出しているって言うかさ。
だから、点が悪いとごちゃごちゃ言われる。

あからさまに、
学生を使って学校の名前を売ろうと考えている先生もいて、
そんな先生の売名行為のための道具のように
本当は勉強をしたくもないのに勉強をやらされていたと言う人も毎年実際あるんだね。
それに反発するとおかしい学生だって思われてまわり白い目で見られる。
だから、学校に言っても居場所がないっていう人も多いんだね。

家庭にしても親は成績やテストのことしか言わないから、
だんだん家庭でも会話がなくなっているらしい。
しかも、テストの点が良ければ、誉められるし、悪ければしかられる。

本当は親にテストの点が悪くても
「次ぎがんばろう」って励ましてもらいたいのに、
励ましてくれるどころか、
「何でもっとがんばらないの。
お友達なんか今回あんたより10点も優秀な成績だったんでしょう。
情けない」
ってな感じで全然わかってくれない。

だから子供はそのうち、
良い点や親が望むような子供になることを使命のように思っちゃって
自分はこうあるべきっていう役を演じるんだって。

ところが、その役を演じきれなくなった時に、親をバットで殴ったり、
殺したりする事件の形をとってその思いが爆発するんだね。

結局、家にいても自分のことを誰もわかってくれないって言うわけ。

恋人にしても、今付き合っているあなたと別れたいと思っていても
そんなこと彼女に相談できないし、
二股かけていることなんか絶対に言えませんね。

また、悩み事なんか打ち明けて、
「暗いやつ」とか
「あんたなんか嫌い」って
嫌われたらどうしようって思うからなかなか相談もできなってわけ。

しかも彼氏や彼女にいつまでも見つめていてもらいたいって思って、
いつもはぼさぼさの頭や汚い服であっても
彼女や彼氏といる時はそんな自分を隠して彼女ようの私、
彼氏ようの自分を用意してその役を演じるそうだ。

だから、本当の自分をわかってもらいたいのに
本当の自分を知られたら別れれられるんじゃないかと思うと
なかなか見せれないっていう人も多いらしい。

だから、わかってほしいのにわかってもらえない、
もっと大事にしてほしいのに大事にしてくれない、
わかりあいたいのにわかりあえないところに
独りでいるときよりも孤独を感じるんだって言われている。

じゃあ、わずらわしい人間関係を断ち切って「独りでいいですわ」っていっ
ている人も心を覗けば、孤独な心を抱えている人は実際多いんだね。
みんな心の居場所がないって言うことなんだね。
さびしんだね。
人間は。

 

その心の寂しさについて解消法が詳しく解説されてた。

 

true-buddhism.com