仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

浄土宗の法然上人が大弾圧を受けた理由

法然上人が1175年に浄土宗を開かれて、約30年後の1207年、当時の仏教界が権力者と結託して、法然上人への大弾圧が起きました。 それは、浄土宗がものすごい勢いで広まったからです。 私の知り合いで花屋の人がいます。どこで店ひらいているかとい…

法然上人と当時の仏教界の闘い・大原問答の後……

法然上人が、当時の仏教界すべてを敵に回された大原問答は、1185年です。仏教学者全員を一人で打ち破られた法然上人は、名声が一段と高まりました。 当時の仏教学者たちとしては、分担して仏教学を学び、法然上人をぶっ潰そうと思って攻撃したら余計に法…

図解雑学親鸞

浄土真宗を開かれた親鸞聖人は社会の裏で、大きな力にひどい目にあわれたかたの一人です。 図解雑学というシリーズが書店に並んでいますがその中に図解雑学 親鸞というものがありました。その図解雑学親鸞という本の後ろに親鸞の生きた時代の年表があります…

インターネットの誹謗中傷について

2ちゃんねるなどで、匿名で好きなことを書いています。 誹謗中傷されて自殺する人もあります。いわれるだけいわれつづけて削除依頼してくださいと言われてもなかなかしてくれません。色々な方法を使ってようやく削除してくれても、誹謗中傷は全くやまりませ…

田辺哲学を学ぼうと思ったヨーロッパの若者

あるヨーロッパの若者が、田辺哲学を学びたいと思ったそうです。 でも、田辺哲学を極めるには土台が教行信証だから教行信証を読まないとわかりません。教行信証を読みたい。 では教行信証は誰の本かというと親鸞聖人です。親鸞 聖人は浄土真宗の開祖です。で…

世界的に注目される日本人

20世紀最大の哲学者といわれるハイデガーは、老後の日記に、歎異抄との出会いを記しています。歎異抄は浄土真宗の本で、日本で最も読まれている仏教書です。 そして、歎異抄 の言葉に感動し、こんなことをいうすばらしい聖者があるのであれば自分はギリシ…

いろは歌の元の文はブッダの言葉?

私がはじめて聞いた仏教の話はこのいろは歌でした。 色は匂えど 散りぬるを我が世誰ぞ 常ならむ有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔いもせず いろは歌は誰が作ったかわかりませんが一説によれば弘法大師といわれています。でも誰であっても元になった言葉は…

いろは歌の後半の意味

いろは歌に 有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔いもせず とあります。 いろは歌は、弘法大師が作ったともいわれる、仏教の歌です。 後半の「有為」とは苦しみ悩み。それが有為の奥山ですから多い、深い。それを奥深い山に例えられています。 人生のことを有…

いろは歌に教えられた変わらない幸せ

西洋哲学では、私たちの生きる目的は、幸せになることだという所までは分かっています。では、そんな幸せがあるのかは分かりませんでした。ところが、東洋には、西洋よりはるか昔からそれがわかっているのです。