仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ幸せを求めても幸せになれないのか

誰もが、「うれし」「たのし」「大好き」を求めている。なぜそうなれないのか。それは、求めている幸せが続かないところに原因があるんです。 みんな幸せになりたいと思いますが、それは今あって明日なき、色あせてしまう、続かない、たよりない、崩れる、そ…

いろは歌対決・日本VSアメリカ

一切が崩れ行く中で、何を求めるべきなのか? それについて、私たちにヒントを与えてくれるのがこの「いろはうた」です。 色はにおへど散りぬるをわが世誰ぞ常ならん有為の奥山今日越えて浅き夢見し酔いもせず(いろは歌) これは、文学的にも、非常に美しい文…

いろは歌の威力

いろは歌について。「色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔いもせず」 これはジャパニーズABC、寺子屋でカナを覚えるために使われた。 今でも誰でも知っているほど有名。しかも一文字ずつシャッフルされている…

親を軽んじてはいけない親鸞聖人のお言葉

親をそしる者を五逆罪の者と言われた、親鸞聖人のお言葉があります。 実際親を手に掛けて殺さなくても親を謗る。これも五逆罪だと仰有った末灯鈔のお言葉。末灯鈔は親鸞聖人のお手紙をまとめたものです。 親をそしる者をば五逆の者と申すなり。(末灯鈔) 手…

死ぬ時最も強く後悔すること

「死というものの凄さ、自分の人生振り返って何をしたとか、何をしてないとか、全然関係ない。ビタ一文かすんない」(ビートたけし) どんな心境なのか、飛行機に喩えてみると、生まれたときが飛び立った飛行機。快適な空の旅、過ごし方は色々。どんな雑誌を…

生きる意味は大事なテーマ?

生きる意味というのは日常生活の中でふっと思うことがあります。八百屋のおじさんがふと思う。「なんで毎日こんなことをやってるんだろう」それが生きる意味を知りたくなる一瞬です。浜崎あゆみ、顔は好きじゃないんですが、歌詞はやはり哲学的なことを語っ…

四苦八苦の中で死苦の特別なところ

ブッダの説かれた四苦八苦のうち、死苦以外の苦しみは、経験上、想像できる。しかし、死の経験はない。死については目隠しされている状態だから、最後の最後まで実感がない。 他人の死と自分の死これは、動物園の虎と、山の中でバッタリ出会った虎。想像して…

「生きる」とか「人生」がタイトルに入った本が売れる

以前「人生の意味」という本がよく売れたみたい。18万部突破、と出ていました。もっと言えば、直木賞作家の五木寛之氏が書いた「人生の目的」という本が売れに売れた。一年間で最も売れた本です。どうして、そういう本が売れるのか。当時の出版業界の友人…

ブッダの説かれた親の大恩を分かりやすく解説

お釈迦さまは、親の恩を10に分けて具体的に教えられています。 まず最初は、懐胎守護の恩。お母さんの胎内にあなたが宿ってその間お母さんは胎教に努める。 あなたを守る。胎教の恩ですね。五体満足に生まれて貰いたいと食べ物や、見るもの聞くものに非常…