2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
社会主義が崩壊し、残った資本主義は結局、拝金主義です。または何にも価値はないと絶望する人々。誰もこのニヒリズムに打ち勝つことができません。 多くの若者はすでにニヒリズム的な問いの水準を生きてしまっています。そこでは殺人とは自殺の別の形態です…
お釈迦さまは仏教の結論として一向専念無量寿仏と説かれました。 無量寿仏とは阿弥陀如来 阿弥陀仏一仏に向け、阿弥陀仏を専ら念じなさい、阿弥陀如来 に助けてもらいなさい。 ところが自力の仏教の人たちは仏教を誤解して、阿弥陀仏一仏に向かず、他の仏や…
仏教で教えられる布施といっても、財施と法施の2つがあります。 財施とは、財を施すこと。法施とは、法を施すこと、つまり仏法を伝えることです。 財施もすばらしい善ですが、法施はもっとすばらしい善です。 仏法をお伝えするときに、相手によって楽な人と…
歎異鈔の後序にはこうあります。「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は万のこと皆もって空事たわごと真実あることなし」(歎異抄)煩悩具足の凡夫が火宅無常の世界に住んでいるから人生が難度海になる。 火宅無常の世界とは続かない無常の世界のこと。 ダイア…
人生で最も大事な目的、どこに向かって生きるのか、この答えを800年前明らかにされたのが浄土真宗を明らかにされた親鸞 聖人です。 「難思の弘誓は難度海を度する大船」(教行信証) この教行信証の一番最初のお言葉です。 教行信証とは親鸞聖人がお亡く…
獲信したと思っている周囲の者も、こぞって「めでたい。めでたい」「よかった。よかった」と言うので、本人も獲信したつもりになる。 そして本当に弥陀の本願に救われた人なら、より聞法せずにおれなくなるものだが、彼らは助かった後は、もう聞く必要はない…
世の中には、仏教といいながらそうではない信心の人たちがたくさんいます。 救われたつもりになって地獄行きになってしまいます。 そんな恐ろしい信心に迷わないために、その特徴を知っておく必要があります。 まず、そんな人たちは 「信心を獲るのにコツが…
オウムの上祐は慶応医学部・早稲田の理工、青山弁護士は京大法学部、三年で司法試験合格。「高学歴の、頭の良い彼らがあんな邪教に、どうして‥‥」高学歴、あんな頭のいい人が、どうしてと思うでしょ。 でもね、どんなに知識や才能があっても、心が苦しんで、…
浄土真宗は、死んだらお助けだと思われていますが、金剛の真心を獲ると、とってもたくさんの幸せを獲ることができると教えられています。 現在生きているときに十種の幸せを獲ると。 金剛の真心を獲得するものは横に五趣八難の道を超え、必ず現生に十種の益…
阿弥陀如来の19願に「至心発願」というお言葉が誓われています。 至心発願の「至心」とは「まことのこころ」ということです。誰の心でしょうか。 私達にはまことのこころはあるんでしょうか。ないもの出せ!と言われているんですが、これは「まことのここ…
「願海につきて、真あり仮あり」(教行信証) 「真仮を知らざるによりて、如来広大の恩徳を迷失す」(教行信証) 「信楽を獲得することは、如来選択の願心より発起す。真心を開闡することは大聖矜哀の善巧より顕彰せり」(教行信証) 「蓮如上人仰せられ候、…
ブッダが説かれた経典というのも、それがどんな相手に説かれたかというのは決まっているんです。 いつ説かれたかは書かれてないですが、どこで、誰を相手に書かれたかというのは書かれています。 「阿弥陀経」の最初にも、相手を書かれています。 「是の如く…
人身受け難し、今已に受く。 仏法聞き難し、今已に聞く。 この身今生に向って度せずんば、さらに いずれの生に向ってか、この身を度せん。 度するというのは、永遠の幸せになること。それは、仏教にのみ教えられている。生まれがたい人間に生まれて聞き難い…
なぜ人間に生まれたことが喜ぶべきことなのか。 源信僧都の横川法語という言葉があります。 まず三悪道を離れて人間に生まるること、大なるよろこびなり。身は卑しくとも修羅に劣らんや、家は貧しくとも餓鬼にはまさるべし。心におもうことかなわずとも地獄…
本物の仏教講座ではどんなことが説かれているか。 正しい仏教の説法は、虎の説法という。ある人がいくら虎を書いていても虎がかけないから、猫を描けということで猫はかけるようになったが、一生虎をかけないようになった。 これは何をたとえられているかと…
よくこの世の人生のことでうようよするとかうじうじするとかいう人いるでしょ。 自殺しようとする人とか、怨念こもっているのにわら人形に刺すくぎを探している人とか、目の前にくよくよするとかいう人があると、人間ってそれなりの解決方法を一生懸命やる。…
お釈迦さまは、善知識はさとりの全因縁といわれている。 善知識とは、正しい仏教の先生。 これについて「仏法を聞き求めていくあなたの気持ちを言ったもので、ハイかしこまりましたと言える善知識に会えた人が幸せ。はじめから真の知識と心中できる人はいま…
熊野といえば「権現」です。もとは仏であったものが「権」りに神として「現」れたものを「権現」といいます。仏教の中には『本地垂迹説』というのがあって、確かに神として仏が現れるということは説かれています。 それを持ってきて、仏教で説かれる「神」と…
お釈迦さまの教えは「南無阿弥陀仏」一つです。この解説をせられたのが釈尊です。 浄土真宗の親鸞 聖人は「更に親鸞珍しき法をも弘めず如来の教法を我も信じ人にも教え聞かしむるばかりなり」ということで釈迦如来の教えられたことをそのまま教えられました…
12月の8日はお釈迦さまが仏のさとりを開かれた成道の日でもあります。今から2600年前王子としてお生まれになられた太子は、29歳で城を出られた。 出家されたわけです。 驚いたお父さんの浄飯王が5人の家来に命じて何としても戻ってくるようにと探…
東条英機の辞世の句 日も月も蛍の光さながらに行く手に弥陀の光輝く 日って太陽です。月はお月さん。太陽や月が蛍の光だと。蛍って見たことある?ちっちゃいよね。よく田んぼにチラチラいるね。田舎に行くと今でもあるでしょうけど。 今でもあるでしょうか。…
大石内蔵助は、吉良邸に討ち入った。「おのおの方、覚悟はいいか、死ぬも生きるも一緒でござる」見事主君の仇を果たした暁には、主君の前で腹をかっさばこうと言っていた大石も、いざ死ぬとき怖くて腹に突き刺せなかった。 腹切りは痛いし、すぐに死ねない。…
東条英機。昭和23年12月23日午前零時一分。この日何の日か知ってる?何の日?わからない?クリスマスイブイブじゃないよ。天皇誕生日。 どうせ冬休みだから嬉しくも何ともない。その天皇の息子の誕生日に殺してやると。嫌がらせの極地だね。アメリカは…
デカルトは、神が中心だった当時に、我思う故に我ありと、人間を中心に考え始めた。 近代哲学の父といわれる。 では、そのデカルトさんは、死んで行くときどうだったか。 デカルトさんは、物心二元論と言って心と肉体は別だ、分離するんだ。『さあ私の魂よ、…
生と死という問題ですが、実際過去どんな人達が死に臨んでどんな言葉を残していたのか。 あなたの財布の中にもこの人の顔あると思うけど、しってる?夏目漱石。 どんな人?夏目雅子さんのお父さんかな?関係ない。 夏目漱石というと文豪だね。どんな作品があ…
あるときお釈迦さまのもとに、鳩が逃げ込んできた。 「鷲に追いかけられています。見つかったら食べられてしまうので隠れさせてください」 慈悲深いお釈迦さまはかくまってやった。 次に鷲が飛んできた。 「お釈迦さまここに今はとが来ませんでしたか。ここ…
あなたは仏教を聞きませんか? 『仏法?まだわしは若い』『お爺さん何才ですか』『80歳だ』 そういう人がいる。 80歳のおじいちゃんが若いと言っている。毎年12月年末になると年内になくなった方の名前が報じられます。 有名人では、小渕首相も亡くな…
現在の東西本願寺はじめ浄土真宗十派では、三大諍論教えない。教えたら自分の首をしめる。坊主と言っても無知なんです。 たとえば親鸞 聖人と善慧房証空との体失不体失往生 の諍論。この体失不体失往生とはどういうことか。 往生とは、救いのこと。 親鸞聖人…
考えてみると人間と言うのは、娑婆で泣いたり笑ったり、喜んだり悲しんだり、喜怒哀楽を繰り返して一生を終えていく。 どんな金持ちも、地位も名誉も財産もおいて死んでいく。全て娑婆の中のでき事。自民党が分裂、所詮は自民党の中のでき事。アメリカ大統領…
正しい信心を獲たら心がどう変わるか、 ということをあなたはっきり知っておいて頂かなくてはならない。 なくなるのは疑情です。欲や怒りや愚痴の煩悩はなくなりません。 疑情がなくなって明るい心になったことを、本願文ではどう仰っていますか?信楽の「信…