仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

完成のある幸せ

幸せは他人と比べるか過去の自分と比べる幸せ。 これを相対の幸福という。比較している限り、上には上がいてキリがない。 本当の幸せがあるとするならそれは、他の人と比べて喜べるものではない。誰かと比べているうちは本当の幸せにはなれない。一人いて喜…

くだらないことに時間を使うから失敗する

ノーベル賞を受賞した化学者に、利根川進という人がいる。京都大学の先生です。 利根川博士は、若い学生にとって、一番大事なことは、大事なものと大事じゃない物の区別をする、ジャッジメント能力だといっている。 くだらないことに時間を使うから失敗する…

未来の人生設計

未来の人生設計については「武蔵の剣法」が役に立つ。 宮本武蔵は剣聖と呼ばれた男、生涯60数度の戦いで一度も遅れをとらなかった。60数度の戦い、1対1ばかりの戦いではなかった。 例えば、宍戸梅賢(鎖鎌の名手)とその手下との戦い普通、戦うとき、…

人生の孤独を一人で解消する方法

2600年前、お釈迦さまは大無量寿経に独生独死独去独来と言われている。 「人世間愛欲の中にあって独り生まれ独り死に独り去り独り来たる」と大無量寿経に説かれている。 「愛欲」というのは、男女の愛欲ということだけではなく愛してもらいたい。愛され…

人は自惚れて自分の姿が分からない。

人間はいついかな時でも自惚れているということを仏教では七慢といわれる。 人は七通りに自惚れているということ。 自分は素直な者と思っているのも自惚れなら、自惚れをなくせると思っているのも自惚れ。赤いフィルムがメガネがはりついているようなもので…

虚しいVS苦しい

虚しいと感じている大学生が8割を占める。 多くの人が虚しさ、満たされなさを感じて生きている。 これといって不満はない、面白いこといろいろやってるはずなんだけど、自分には何かが足りない、何かが欠けている。そう感じている人が多い。 それは一体何な…

人生は秋の夕暮れ

人生を季節にたとえれば、秋の夕暮れ秋というと、「食欲の秋」「読書の秋」といわれるけれども、外へ出れば、今まで生い茂っていた木の葉も散っていき、冬に向かう。何か寂しいものがある。その上、夕暮れ時。カラスが「カーカー」と鳴いている。何かもの寂…

生きていると必ず裏切りにあって苦しむ

生きる時には、何かを信じる、頼りにする、あて力にしないと生きていけません。 私達、生きるということは、何かをたよりにしているということ。「人」という字はお互い支えあうということから、「人」とできている。大学生の私達、親をたよりにしている。そ…

豊臣秀吉も不安はなくならない

豊臣秀吉は、尾張中村の水飲み百姓から、一代にして、太閤にまでのぼりつめた男です。 日本でいちばん出世した出世頭。太閤記はよく大河ドラマになって、今でもよく売れている。サクセスストーリーを地で行った人です。 聚楽第、大阪城、黄金の茶室、奥さん…