私たちはつい狭い範囲で物事をみがち、
人間関係がくずれるのも、ささいな誤解やすれ違いによることがほとんどといわれる。
例えばカエルのピョン太くんが、ピョン子ちゃんを池に突き落としている絵を見て
何をしているところだと思いますか?
この絵を見ると、
「なんとピョン太は悪いやつだ!
かわいいピョン子ちゃんを池に突き落とすなんて!」
と思うかもしれない。
ところが全体図をかくとどうなるか。
木の上から大きなものが落ちてきている。
それでピョン太くんは体をはって、ピョン子ちゃんを助けようとしている!
ピョン子ちゃんはカエルだから池に落ちても大丈夫。
「えらいねピョン太くん!」
評価は全く変わってしまう。
私たちはこの一場面だけみて物事を判断しすぎ。
裁判でさえも、何十年もたってやっと死刑判決をうけていた人が
無罪になることもある。
裁判所で時間もお金をかけていてでさえそう。
できるだけ広い視野で判断することが必要。