もし私たちが人間に生まれていなかったらどうなっていたでしょうか。
人間に生まれるずっと前から、
6つの世界を生まれ変わり、死に変わりしてきました。
この6つの世界を生まれては死に、生まれては死に、
を繰り返してきたということです。
ある時は、修羅界界という世界に生まれては死に、
ある時は天上界という世界に生まれては死に、
あるときは餓鬼道と言う世界に生まれては死に、
と、生まれては死に、の生死を繰り返してきました。
生まれては死に、を繰り返して、同じ所を
グルグルグルグルと繰り返してきました。
輪というのは、際限がないということです。
終わったと言うことがありません。
六つの世界を、車の輪が回るように、
グルグルグルグルと回ってきました。