生きる意味というのは、人生には目的があって、それを果たすこができるということです。
何をするにも目的があります。
タクシーに乗った時、お客さんどこに行くの?
こう聞かれて、目的地を告げなかったら運転手は困ります。
とにかく走ってくれ、というのでは時間とお金がかかって無駄にになります。
勉強している、友達が、お前何で勉強しているの。
大学受験とか、資格試験でとか、仕事のためとか、何か目的があります。
目的があれば意味が分かります。
勉強するために勉強してる、というのでは意味が分かりません。
歩くときでも、目的を聞かれれば、ちょっとそこまでとか、健康のために散歩とか目的があります。
行動には目的があります。
では、生きるという行動の目的は何でしょうか。
勉強するのは目的があります。
タクシーに乗るのはどこかに行くためです。
人生の苦難と戦うのは何のため?
働くのは食べていけないから。
働くのは目覚ましをかけて、上司と人間関係をよくして相当頑張らなければなりません。
それはなぜかというと食べるためです。
では、食べるのは何のためか、食べないとしっかりと働けないからです。
働かないと食べられない
食べるのは働くためです。
働いて食べているのは何のため?
みんな目の前のことで忙しい忙しいと、考えていません。
忙しいという漢字は心を亡くすと書きます。
目的を失っている状態です。
どんな生き方をした所で、最後は死んで行きます。
働く意味は何なのか。
本当の生きる意味が分からないなら、意味のわからない人生になってしまいます。
それで仏教には、本当の生きる意味を教えられているのです。