仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

天上天下唯我独尊

天上天下唯我独尊は仏教から来た言葉です。 


【第4話】天上天下唯我独尊(お釈迦さま)の本当の意味とは?

日本ではいろいろな仏教の言葉が日常的に使われています。
バカの語源は無知を現すモハだといわれます。
よく電車にモハと書いてあります。

工夫は禅宗の言葉だったり、安心も仏教の安心から来ています。

そのように唯我独尊的という言葉も、もともと仏教からです。

今では偉そうだとか、自惚れているという意味ですが、もともとは大宇宙でただ我々人間だけが尊い使命を果たせるという意味です。

天上天下は、大宇宙に、ということです。
人間だけがということは、他の六道があります。
地獄餓鬼畜生修羅、人間、天上の6つの迷いの世界のことです。
どういう世界かというと

天上界……芸能界のような華やかな世界
修羅界……争いが絶えない世界
畜生界……弱肉強食の成果
餓鬼……食べ物があるのに植えている世界
地獄……苦しみの世界

どこにあるのかというと、夢と同じでどことは言えません。

この六道を三界ともいいます。

天上天下唯我独尊のあとは、三界はみな苦なりと続きます。
みな苦しんでいる、
大震災 糸魚川の大火事など色々な災害もやってきます。

ところが、そんなすべての生きとし生けるものの中で、人間だけが仏法を聞けます。
他の世界は、苦しいか、幸せすぎて聞けません。
稲盛さんは金持ちだけど仏法を聞いています。

そして、迷いの輪廻を離れることができるのです。


輪廻転生・六道輪廻とは?科学との関係