お釈迦さまの教えは「南無阿弥陀仏」一つです。
この解説をせられたのが釈尊です。
浄土真宗の親鸞 聖人は
「更に親鸞珍しき法をも弘めず如来の教法を我も信じ人にも教え聞かしむるばかりなり」
ということで釈迦如来の教えられたことをそのまま教えられました。
一方、日蓮宗の日蓮は、末法には釈尊の教えは間に合わんということで
思いっ切り否定しているわけです。
また釈尊が教えられた仏教というのは、
「病気治し」
「借金無し」
とかいうものではありません。
これらはなくしてもなくしてもまた出てくる。
お釈迦さまが教えられたのは苦悩の根元を抜き切るというものです。
「破闇満願」という言葉もあるとおりです。
ですので、
「南無阿弥陀仏」と
「南無妙法蓮華経」ですので
チョット違うだけのように思えますが、
全然違うのです。
しかしあまり仏教の学問のない人はよく分からない。
浄土真宗のように釈尊の教えの通りか
それとも日蓮のように否定しているか、
浄土真宗のように苦悩の根元を抜く絶対の幸福を教えたものか
それとも日蓮のように相対の幸福しか与えないものか、
全く違うわけです。