仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

いろは歌の元の文はブッダの言葉?

私がはじめて聞いた仏教の話はこのいろは歌でした。

色は匂えど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔いもせず

いろは歌は誰が作ったかわかりませんが一説によれば弘法大師といわれています。
でも誰であっても元になった言葉は仏典の

諸行無常
是生滅法
生滅滅已
寂滅為楽

というブッダのお言葉です。

いろは歌 の言葉はその時出されませんでしたが。
苦しみ悩みの心を今日越えたぞ、
その時の表現でいえば日本晴れの心です。
浅い夢をみているような酔っ払っているようなぼんやりした幸せではなく
日本晴になれる。

日本晴という言葉は魅力的な言葉ですよね。
そのほうがいいでしょ。
朝起きて雨降っている。
一日中じとじととおもう。

朝起きて曇っている。
一日中曇っていると思う。

それが今日みたいな日本晴れな天気だといいでしょ。
このブログも読まれる方が日本晴れの心になって貰えたらいいなと思って書いているんです。

そういうことでいろは歌 の後半には虚しい寂しい人生が、明るい心、日本晴れの心。
寂しい心がなくなる、なくなるというと語弊があるが寂しい心が楽しい心に
変わってしまうということです。