親鸞 聖人が40才のとき、関東に行かれて、
多くの人に仏教を伝えられました。
日野左衛門や弁円 など、最初は攻撃してきた人もありました。
もちろん最初は仏教に何を教えられているのか分からないので、
最初は聞こうという気持ちはありません。
田植えしていた人には、田植え歌を歌われて
仏教を伝えられました。
弁円 も最初は大人しくしていましたが後で剣をかざして殺しに来ます。
日野左衛門も顔をみるなり攻撃してきました。
簡単に聞く気が起きるものではありません。
しかしその中を
「何としても伝えたい!!伝えずにおれない」
の心で日野左衛門の門前で休まれ、
田植えをなされたわけです。
そして短期間のうちにたくさんの門弟が生まれ、
浄土真宗が広まったのです。